lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

年末

木曜日、三ヶ月ぶりに友人にお電話をした。そう、夏にイベントおデートさらにはブーツを磨いてあげた方にである。日曜日に共通の友人が拙宅に来るのでご報告に。仲が良い方にはわたくしは隠し事をしたくはないのである。余計な事は喋らないが。仕事の移動中であったが二時間も話しをしてくれた。わたくしはこの友人が大好きなのである。素直でとても優しいから。共通の友人いわく彼は意固地なところがあると言うが幼なじみの男同士の意地の張り合いが存在しているからだと思う。凜ちゃんに貰ったキーホルダー、仕事以外はいつもしているよ、凜ちゃんのやつだから高いんだろうなぁって思っていたんだ。うん、お守りだよ、今は廃番で無いけれどネット価格で九千円ぐらいの安いやつだよ?お金が無い時に買ったやつ、あんな古くてわたくしのお下がりでゴメンね?いや、いいよ、俺も凜ちゃんにプレゼントするわ、何か考えとくわ。(胸!キュンキュン!)その前に友人達にお揃いのプレゼントをした時に、俺、女の人からプレゼント貰ったの二十年以上ぶりだわ。と凄く喜んでいてくれたのをたまにムーヴィーを観返す夏の草原の映像。出来ない事が多すぎるけれどいい一年だったね、俺の平成三十年は早かった。わたくしは両親が離婚をして転校をしいじめに遭った長い三十年であった。それでもこちらで知り合った友人達と今年、楽しくイベントへ行った。外食恐怖や広場恐怖があるのに行けたから凄く楽しかったんだ、来年、行けたらまた一緒に行こ?と言ったら、うん。と言ってくれた。オーナーにも凜ちゃんと○○君やたら仲いいよね!アイスを食べさせたり凜ちゃんの手を握ったり。というのもわたくし仲が良い友人達とはパーソナルスペースが近いのである。べったりなのである。そしてお互いに心臓に不整脈があるのだ。日曜日、友人が友人とそのまた友人を連れて拙宅に来たのだが待っている間に発作も起きず知らない方が来ても具合が悪くなる事はなかった。パニック症は寛解している。それが平成最後の暮れにまぁびっくりですよ。来た友人と王子さんはその日で会うのは二回目、友人の友人が驚きのまさかの!王子さんの母方の従兄弟!王子さんのおとんの葬儀以来、実に十三年ぶりの再会。全員びっくりですよ。叔父さんと叔母さんは元気?おとんの葬儀の後、遠いのに夜、来てくれたんだよ?いつかの身内感再び。本当にびっくりした。世の中、狭すぎるよ。身体中、尋常ではない痛みがあるが一つ文章を書きたいな。と思っている。来年ね。
こんなにも痛みがあるが幸せなんだ。
愛している。

抄録

今日、思い出を捨てた。往復書簡は噛み砕いていた時代の終わり。物乞いをする見慣れた字を見ようともしなかった。温かい影響も無くむしろ喧騒という迷惑だけが残っていた日々を蔑んだ冷えたわたくしの念。媒体を投げつけるどころか静かに葬った。わたくしが暖めた部屋で惨めな老婆が朽ち果てる。
わたくしは貴女の事が大嫌いだったのだよ。
世界は廻る。進み出す足音は汚れきった紙屑を踏みにじる。感情を捕らえられなくなる程に土足で冷酷に。

言葉は言霊ですよ

例えば人に迷惑をかけた結果、暴言を言われるのは分かる。心配で一方的に言われた場合、それも普遍的に。確かに友人達はわたくしの断薬の無謀な痛みを心配し何もクリエイションが出来ないのが可哀想だと心配をしてくれる、何とかならないのかと。ただ今回だけは失礼だと思った。断薬中のわたくしに服薬をするか他の病気に罹患をしているかもしれないとの心配であるが言葉遣いである。テメーやオメーと、これは王子さんや友人達に失礼である。わたくしは頑張っているのである、無理をしているのである。そもそもパニック症の時のベンゾジアゼピン、吐き気止めの抗コリン作用、SSRI、わたくしは左の腎臓が子どもの頃から弱く21歳の時の入院をきっかけに悪化をしているのである。腎臓疾患があると服薬が出来ない薬をずっと服薬していた事になる。そして断薬による心臓残遺症状以前にわたくしには不整脈がある。本当に身体が弱い子であったが力仕事をし挽回をした結果、膝の手術をした。リベンジも何も最初からベクトルが違うのである。長年の脳内爆発音症候群に心拍数は上がりアリス症候群に初めて左腕など要らないと思った。減薬からとにかく全身と左腕の痛みが激しいのである。左目が痛いが今日、アイパッチが届いたよ。今までのは黒いアイパッチ。四年前でしたかね?お正月に父に画像を送る為にわざわざ着替えました。ツイードのコートにスカーフ、ドレスシューズを履きアイパッチ、杖を握る反対の手にわたくしはモデルガンを持って黒船の横に立ちました。父からの返信は、イタリアのマフィアみたいだ。と。今日、届いたアイパッチはハート型のパープル。ガーリーっすね。薬に頼らない選択肢でもいいじゃん。かなり具合は悪いが。昏睡状態20時間ね。自分でもびっくりした。痛みに疲れているのです。長生きすっぞー。生きたい現れ。

返し

水面はプリズム。悪戯をしたい私はその池に一歩、踏み出した。落ちるはずが水面張力で少しだけ跳ねた。張り巡らされたセロファン。溢れ出す記憶。何もかも総て溺れたかった。泳ぎが得意ではなかった小学生の時、プールの授業で先生に水の中に頭を押さえられた。モスクワに居た先生だ。わたくしは苦しさにもがきプールの水を飲んだ。
何にも出来ないわたくしが色々と馬鹿な人間に攻められてな。あったま悪いからさ。

焼け跡

牙を剥き出す。ウイスキーボトルのキャップに牙を立て怒りで捻廻す。ブーツのソールでマッチを擦った。昇る小さな炎のマッチ棒を照準に見せ付けボトルに火を点けた。僕は君の首筋を守りながら怯える君の荒く潜める口元にボトルを向けた。呼気は君の内面描写。小さかった炎とは対照的に大きな炎が上がる。僕等のボルケーノ。僕は威嚇をしながら君の首筋を守る。その細さを丁寧に守る。いつも僕と一緒に居てくれるから。君が化学反応を起こす前に対象物にボトルを放った。溶け出しケロイドの男は物乞いをした。
僕は静かに君の眼を覆う。

プラトニック

以前から書きたかった事がある。プラスチック製品の廃止についてである。拙宅は一週間、二人でリサイクルゴミがレジ袋二つ。これが王子さんが呑みのおつまみに食材を買ってくるとプラス二袋もゴミが増え狭い台所では邪魔なのである。そこで先月、行きつけのショップのオーナーに聞いてみた。五人家族でレジ袋は三つだと。外食も多いからかね?と言ったら、やー?何でだぁ?あぁっ!うちはあそこのスーパーなんですよ!あそこのって肉類や何かはトレーじゃなく袋だからですよ!あぁっ!だっからか!帰宅後、考えていた。小学生の頃ジュースは瓶や缶であった。スプライトだったかのジュースの瓶がペットボトルになり落としても割れないといったCMが印象的であった。雪印から毎朝、届いていたジュースは紙パックであったがストローが細かったし市場で買い物をすると魚は新聞紙にくるまれてからわら半紙にくるまれ値段を書いてくれた。母さん(祖母)は籠バッグであった。今ではチェーン展開をしているコーヒーショップやドリンクバーも多くストローが太くて飲みやすい。そしてプラカップジェラートにスプーン。テイクアウトやデリバリーにもプラスチック容器。お醤油やお酢、油に至ってもボトルである。これらは厳密に言えば本物の製品ではないのが解る。お酢がペットボトル容器に入っているのは完全におかしな話なのである。紙パックに入っているお酒もである。オリーブ油も完全なる製品は瓶に入ってある。わたくしはシリコン製品にも疑念があるのでパイレックスである。石油系の経皮毒も気にしている。海に流れたプラスチック製品は確かオキアミの匂いに変化をし間違えて魚類が食するのだったかな?そして人間は進化をしていると言われるがわたくしはかなり前から思っている。
人間は進化ではなく退化をしているのだと思っている斜めな人間の独り言プラスチック編。
人間は楽になったらいかんのだよ。

透過される媒体に翻弄され安心感を抱きニセモノを味わう。
わたくしはそんな人間にはなりたくはない。