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lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

退廃的温度

昼から夜なのかも分からない薄暗い部屋で抱き合っていた。俺はいつも君の背中を追いかけていたんだよ?すぐいなくなるでしょ?ずっとこうしていたい。わたくしは何も言わなかった。何故ならばずっと一緒などないのである。それが死別であれ価値基準が変われば別の対象へ合致する。愛される資格もないと思っているから優しくされると申し訳なくも感じる。その代わりに相手を強く想う。部屋の中に設置されている温風暖房機は天井ばかりを暖め座っているわたくし達を暖めてはくれない。座っていた彼が着ているセーターの中に潜り込んで首を無理やり出した。セーター伸びるよ?いいじゃん、次からは楽に入られるもん。そっか、そもそも君のスカートが短いから寒いんだよ、それで学校に行っているの?短すぎるよ。と、言いながら近くにあったコートを膝に掛けてくれた。夜ご飯どうするの?食べに行く?いや、君が料理を出来る様にこの部屋を借りたんだよ、何か作って。宿題をしてくれたらその間に作ってあげる。彼は宿題をしてくれた。料理をしていると、君が解らないで飛ばしてあるところをね、教えてあげるからおいで。真剣な表情で方程式を教えてくれた横顔をずっと見ていた。ちゃんと聞いているの?あれっ、君ストッキングが伝線しているよ。破いてもいいよ?彼はストッキングを破いた。わたくしの両手を上げストッキングで縛った。そしてブラウスのボタンを外したので、お腹にクリームを塗ってするといやらしい音がするんだよ。と、言うと彼は冷たいクリームをわたくしのお腹の上に置いた。徐々に温まるクリームの激しい音がした。縛り上げられた手首で彼の首の後ろに回し体を支えた。お腹の上のクリームが肌に浸透をした頃、別の白い体液が放出された。部屋も暖まりオーブンで焼いていた鶏肉のホワイトソース煮がいい匂いを放っていた。結婚をすると思ったがわたくしから別れた。