lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

又いつか逢いたい。

どうして?何で?と、抱きついた。掴んだ骨格を瞬時に好きだと思った。駄目な男ほど強い肉体を持っている。外套の間からYシャツと肌着が蒸れる体臭。
この先も愛してくれる?気がつけば好きになっていた。愛を感じない男は総てを剥がしにかかる。去勢をされたわたくしは浅はかな距離で君が果てるのを待つ。何度も何度も揺られながら痛みに絶える。愛なんて無いのに一瞬でも愛されていたと感じた時にざらついたシーツの上で閉じていた目。堪えていた。君と共犯者にはなりたくはなかった。