lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

磁石

運転席に座りエンジンをかける。目の前に車が停まった。何気に顔を見ると見覚えのある顔。
だぁだ!わたくしは慌てて車を降り、だぁあ!と、駆け寄りハグ。週刊誌ならスクープものである。おじさんとおばさんが人目をはばからず抱き合い再会になつき合っているのである。大好きかよ。笑。わたくしを見かけ会いに来てくれた彦星さん。助手席側に車を停めてくれたのでわたくしは助手席に座り喋っていた。運転席側に煙草と灰皿があるので取ると、だぁにお尻もちっちゃくなって。と、言われた。当時からは10キロ痩せてしまった。煙草を吸って気がついた。助手席にも灰皿あるじゃんね。前回は足元にお茶を置いて喋っているうちにわたくしが、あれ?お茶が無い!お茶そっち。と、だぁに言われ、以前電話でお話しをし大満足で電話を切った後、あっれ!なんか言い忘れたわ!と、わたくしはマヌケかと。これには理由があってわたくし仕事をしていた頃は四六時中、頭が仕事モードで顔つきまで違うので周囲からは声を掛けづらいと言われていた程である。鉄筋をぶちまけた時には、おぜうさん、機嫌が悪いんですか?と、年上の後輩に言われ、このほうが早いんだよ、いちいち担いでられっかよ。まるで輩である。わたくしとバーターをされると仕事量がキツくて殺されると。これで入院をした人やとにかく病院送りにさせているぐらいのハードワークを余儀無くしていた。今では何も出来ない。ここ数日の身体中の痛みたるや凄まじい。今もかなりな不随意の痛み。友人とオーナー達と話しをすると自分で感じる事がある。みんなに、凜ちゃんは行く所まで行った様に見えるけれど元気になったらまだまだ行くわ。当のわたくしはなんかこう、精神年齢が変わっていないというか喋り方のせいか付き合ったら絶対、甘えん坊さんと言われる。これでも人見知りなんですがね。一度、心を開いた相手には相変わらずなのかもしれない。いわゆるツンデレ。他の価値基準に行ったら帰省本能は無い。自由人がベースで協調性が無い。それでもだぁと話しをしていて変わらない自分がいた。

偶然なのか運命なのか?
彼女を見つけ高鳴る鼓動。抑えが利かない想い。 また逢えたね。
強く抱きしめると壊れそうで
お尻は、小さく可愛くて…
気持ちを抑えるのに精一杯だった。
今度は、いつ会える?それも運命に任せるか…
また、君を抱きしめれるのか?
感情を抑えられるのか?
今度は、気持ちを抑えずに君への想いを…

敢えてだぁの後ろを走るランデヴーではなく右車線を走った。何も出来なくなったなりに背後を見せる為に。左車線を直進するだぁの車。わたくしは左ハンなので手も振れる。右折をするわたくしのメルセデス。窓を開けやせ細った腕を出す。通り過ぎる瞬間にだぁに出すハンドサイン。楽しかったよ。

帰り道、ふと思ったんだ。
車から最速で降りたのは初めてだと。無邪気かよと。笑。だぁのヒッコリーの上下の服、若かったよ。
綺麗に洗濯をされていて奥さんに感謝だよ。