lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

総て愛

見上げた世界。求めていた。貴男の靴を磨いた瞬間、生きているのを実感した。空から足下。貴男を見つめた時に守りたいと思った。どうしてなのかは解らない。きっと好きになってしまったから。探しに来てくれたのは貴男。この世の終わりだと思った草原で出逢った。太陽が沈み夕陽が昇る。夜には一緒に居てはいけない。崩れ落ちるから。
求め滑り込む。大好きな声で耳を犯して。何度も名前を呼んで。わたくしの手を握り吸い込んで。

俺が守るから。

その代わり、君の左手首の知恵の環、悪いけれど外すから。

わたくしが知恵の環に嵌めたビーズは弾け飛んだ。