lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

広場

憧れる電飾の煌びやかさに生きるメリゴーランドに掴まるといつも相反し冷えてゆく。論う空想的な国の造形物と温度が重なり合った時、琴線は触れかけたまま世界は停止する。ペガサスの首筋に掴まると懐かしい背中の温もりを思い出す。アシメントリーのカナリアがさえずり私をルピナスが揺らぐ色彩の季節へと導いた風の日。君の香が弾け飛んだ。香りが織り成す君を僕が守る。君の頸動脈を守りショットガンから花弁を放った。
炎が上がる。ケロイドのマネキンがこちらを見る。現れた銀色のペガサス。僕は金色。ウイスキーボトルを投げつける石畳の広場。翼を広げ威嚇をする。

僕は。