2019-01-05 煌めき 小さなカメラで君の笑顔を切り取る。目映さに感光されたフィルムに僕が色を彩る。道端に零れる木苺をボングに落とし君に吸わせると土星の環の上を廻り出した。押し寄せる感情の波の泡は同じ形が無いが永遠に繰り返される。打ち付けられては高い白波が立ち上がり飲み込みにかかる。凪の日には水滴が輝き優しく迎えては引いてゆくサターンリターン。凍り付いた世界を暖めたくも滲み出すマーブルの色彩に毛先を掻き毟る。ねぇえ?うん?また、いつかの世界で。