lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

シビア

友人のスウェードシャツがある。先月だったかその友人がシャツをショップに出していて取りに行くとなったのでブーツを持っておいでー、磨いてあげるよ。シャツ、あれかい?前に内側の毛羽立ちが気になるってやつ。ライニング付けたの?
いや、磨いてもらった。
それならわたくしでも出来るのにぃ、処理剤も持ってきているし。シャツの内側を確認し、これだけ磨いてあったら大丈夫だと思うよ?一昨日のことLINEにて画像が送られてきた。
凜ちゃん見てこれ。コロコロにそこそこの床革の革くずが。厳密に言えばスウェードなのかヌバックなのかは確認をしてはいないがわたくしは考えながらもスウェードブラシをかけてもっかい磨いてみるかい?と言いつつも一度磨いてあって出るのだから革が柔らかいからだなぁ。また磨いたところで出るのだろうし革が薄くなるしなぁ。なんて考えながら自分のスウェードジャケットとスウェードブーツをしばらく眺めていた。
そうだ、丸洗いだ。友人に、もし丸洗いが出来るようだったらシャツを裏返してスポンジでこすり洗いをしてみて。と伝えた。その後でわたくしが磨いてみるよ。(本当は水洗いもしてあげたいのだがなかなかわたくしの体調が悪い)表面はクリーナーもプロテクターもカラーリターンと防水スプレーもあるし。(そうすれば会える。凜ちゃんねぇ、俺のこと好きだから。)そして今日やはり気になりアパレルショップのオーナーに聞いてみた。いや、しばらくは出るんですよ。てか、出るものですよ。でしょ、で、職人さんが一回磨いてあるからさぁ、磨きたくはないんだよね。でもねぇ?丸洗いをしたらまた磨くことになるじゃん。オーナーに言われて暑くなるからライニングは付けたくはないみたいなんだ。それと話は別でさ?オイルドジャケットのオイルは温めるじゃん?シューオイルって温めたことある?ない!ない!僕、ブーツ履かないから!どうしたんすか?いやね、初めて使うオイルがやたらに固いの、車のワックスの固いやつぐらい、あれってさぁ、スポンジで取るじゃん、手で塗りたいじゃん。凜さん!得意じゃないっすか!スプーンですくって炙るの!うん、柄の曲がったスプーンでね、熱いからね。話は一旦反れ、わたくしがマリファナという言語が思い出せずガンジャと言ったらオーナーに、やっぱり昔、悪いことしてた人ですよ。と笑われた。やっぱり、悪いわぁと。(これはアクセサリーのモチーフの話から派生していっただけである。話は戻して)ただね、クロムエクセルなのさ、浸透が上がったらなんぼでも入るじゃん。オイル詰まりするじゃん。バブアーのオイルドでもどちらかというとわたくしと友人デザイナーは固いぐらいの感覚のほうがやりやすいんだよね。あぁ、そっかぁ…。そんなこんなで脳内大渋滞をしていてさぁ。色々と請け負うからですよ!いやね、そのブーツの持ち主のシャツなのさ。凜ちゃんにお願いしようかなぁ。って言ってくれて。まぁ、ブーツはリムーバーをかけてコンディショナーを入れてオイルとカラーを入れたから次回は乳化クリームを入れる予定なんだけれどね。シャツで悩んでオイルで悩んで。靴屋の本店のシューフィッターさんと合わないからさぁ、社長に聞きに行こうかと思ったりもしたけれど社長のお店で取り扱っていないブーツだしさぁ、現に社長もわたくしのブーツを扱ったことがなくて手探りだったじゃん。そうすっよねぇ。ステアハイドとかカウハイドとか水牛だとかなら何とかなるけれどクロムエクセルだしさぁ、高いブーツをおかしくしちゃったらと思って聞いてみたんだ。とオーナーと二時間も喋っておりました。わたくしいずれにしても現在、手が震えるや不随意の痛み以前に両手を怪我しており不自由なのです。王子さんの実家の猫に引っかかれたあげく噛みつきやがってな、半日、血が止まらなかったわけだ、バカ猫が。未だに痛いのね。しかもわたくしまさかの猫アレルギーを十五年前に発症しており猫は大っ嫌いである。
わたくしは何かをやり始める時に詰め込んで悩んで悩んでからマイナス作業をする人間であるが感覚の人間でもある。答えは出ているわけだ。

わたくしのトリッカーズのクロムエクセルで試してみたらいい。グリーンのブーツでカラーを入れウイングチップはパテントにしシューレースも変えてあるのを体調が良い時にリムーバーをかけて一からやってみたらいいのだ。スウェードシャツはもう少し考えてみる。
夏で最後になったアメ車のイベントに行きマガジンに載ったわたくし。腕がやせ細って恥ずかしいから後ろ手にしていたが、
ちゃっかり載ってー!とか、載ったんすか!なんて言ってくれるショップのオーナー達。友人には雑誌デビューだ!なんて言われ大袈裟な。最後のアメ車フェスだっつーの。笑。今日はゆっくりと安みたい。不随意で安まらないのだけれど。ちょっくら悩んでいてそれをオーナーに言いたかったのだけれど言わなかった。