lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

アナログ人間

先日、携帯電話のメール送受信とネットに全く繋がらなかった。局番無しのコールセンターに電話をするも混み合いなかなか繋がらず呑気に翌日ショップへ電話をしてみた。再起動をしてみて下さい、その時また電話を下さい、駄目なら店頭へ来て下さい。再起動をすると使える様になった。普段から人と関わりを持たないので不自由は感じなかったのだがわたくしの情報源はテレビではなくツイッターである。2016年、夏の災害時、田舎なのでラジオは繋がらずツイッターや近所のガソスタで情報を得た。そして昨年、大停電である。この時にも携帯電話の繋がりが悪くコンビニの店員さんに聞くと、災害の時に倒れた鉄塔が未だに間に合わせ程度らしくそれで繋がりが悪いみたいですよ。わたくしは思う。黒電話はとても理にかなっていたのだと。配線自体が発電しているのである。誰とも連絡を取らないわたくしは災害時ランタンの灯りの下、氷が無いのでワインを呑んでいた。これはまだ体調が良く出掛けられていたから出来た事で今の状態なら家から出る事も出来ない。食品は王子さんに頼むかネットで買え情報を得るツイッターもあるが繋がらない時には孤立する。繋がる際でも災害時に友人に電話をするのも気が引ける。わたくしの周囲の人間は大変な災害時でもわたくしに生活能力があるからと大きな心配はしない。以前わたくし自身も避難すらしなかったが翌日、川の氾濫で避難所が孤立したと聞いた。パニック症という死を覚悟する発作を経験しているので静かに生活をし焦らない生活を心掛けている。が、虫の知らせ的な事が起きると必ず会いに行く事にしている。会えるのは人生の中で一瞬の出来事なので後悔はしたくはない。インディアンを尊敬しているので食糧が少なければよく噛み灯りが無ければ明るいうちにお風呂に入る。アル中の母と二人暮らしだった時には食事も無かったので不自由な経験をしているが今の状況を友人は修行僧の様だと言った。わたくしにとって情報はそんなにも必要性はなく淡々と時間が過ぎるのを待っているだけである。携帯電話のショップ店員は言った。スマホにしませんか?以前そちらの別の店員の方にわたくし手の指が曲がっていたり腱鞘炎があるのでガラホの方が使い易いのですと言ったら手の不自由な方はスマホでは重たいと言われました。するとこの度の店員はこう言った。らくらくホンはどうですか?らくらくホン!?わしシニアかよ!?確かにご隠居みたいな生活をしているが。まっ、他にガラケーもありますがね。先にガラケーだろ。笑。機種も古いですしね。化石みたいな言い方やめろ、モールス信号、打ってやるか?それとも糸電話か?わたくしはガラホが好きなんだ!スマホが普及し始めた頃わたくしは折り畳みスマホの夢を見たぐらいボタンへの愛がある。アメブロ時代にpomeraから投稿していた事もある。王子さんが居なかったりネットに繋がらなかったらわたくしは餓死してしまうのではないかと考える日がある。人生って何が起きるか分からないから楽しいのかもしれない。知らんけど。