毎月、魔の木曜日。四カ月、四回の通院だと軽く思うのかもしれないが処方薬があるわけでもなく最後になった今月はただ行き初診料を取られただけである。ガソリンを焚き痛みに堪えながら。予定が入ると眠りが浅くなる性格である。一週間前から。お布団に入らない事もある、遅刻をしてはいけないと。その分ショートスリーパーをかませば良いのだが痛みが痛みでもあるのと断薬症状に悪夢を見るといった症状がある。毎晩、映画を三本を鑑賞していた頃、作品に疑問点があった場合、明晰夢で解決をしていたりと常に脳が働いていた。今は記憶障害があるので記憶が落ちるがわたくしを知る人間であればわたくしが「嫌だ。」「面倒だ。」と、言う言葉を聞いた事が無いと言われる。そのわたくしが通院が本当に嫌で「嫌だなぁ…。」と、これこそが真の苦痛であった。深夜から早朝まで練り歩いていた道を静かに傍観しながら言った。やっと通院をしなくて良いのだと思い何か自分へのご褒美でも記念に買おうかな…誕生日も特にだったのだし…いや、増税だし通院代にお金が掛かったのだから節約だね。しかしながらせっかく出て来たので見るだけにし身体中が痛いので早くに帰りたい。前倒しの性格上クリスマスプレゼントの下見を兼ね。結局、自分の事は二の次。帰宅後には必ず出先の場所をパッドに記憶を辿りながら書いている。
