lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

こどもの日

十七年前、こどもの日は母の六七日だった。そして母の日が四十九日。今日、久しぶりに町内ドライブをした。助手席に乗るのはいつぶりだろうか。初めての就職先の庁舎まで行き車のドアを開け外の空気を吸った。そして駅前でお食事処を営む友人宅へ王子さんとお付き合いをしてから初めて二人で訪れた。二人で行くのは二十年ぶりであろうか。貸してくれていたDVDの返却と友人の弟さん、王子さんの前にお付き合いをしていた方にプレゼントの入浴剤、紅茶、クールタオルと普通のタオルを持って行った。この差し入れをしたく無理やり買い物に出かけたのを覚えている。夏場の調理が暑いと知っていたので早くにクールタオルをあげたかったのだ。それと苗字に因んだ絵柄のタオル。わたくし自身は大満足である。顔は見られなかったがテイクアウトのご飯を作ってくれている背中を見た。嫌いで別れた訳ではない。婿養子を取らないといけないわたくしにお店の後継というのがあり母が亡くなり何もかも総て逃げた。友人のおとんとおかんの手を握りお話しもした。友人のご両親であるがわたくしにすると以前お付き合いをしていた方のご両親であり娘の様に居てくれ親の様な存在である。昨夜から色々とあり帰宅後、時間を気にせず眠った。全身の痛みや精神的にも疲れていた。作ってもらったご飯を頬張ると王子さんが美味しい?と、聞いてきた。うん!美味しい!おかんの味だよ!繋がり的に友人と王子さんは同級生であり付き合いの年数は長いのだがわたくしは深い。おとんとおかんに他の友人の近況を伝えた。懐かしんでくれた。わたくしサイドの友人達は片親であったり早くに両親を亡くしているので友人同士が家族の様な存在で友人達の親が親の様な存在でとても可愛がってもらってきた。みんなで集まればご飯を作ってくれ親とわたくしだけで出かける事もあった。共働きの両親に一人っ子、転校先でいじめにあっていたわたくしの大切な居場所。笑われて、笑われて、強くなる。と、太宰治は言った。りんちゃんは素直で人を信用しやすいと付き合いが浅い友人に言われた事がある。違うよ?どんな人でも誰か一人でも信じてあげないと駄目になるから。自分しか信じない奴は一度ギリギリまで人を信じたはずだ。離れて行った友人へ、ありがとう。これからも一緒に居てくれる方に感謝。子どもみたいなわたくしより。