lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

フィフティーズ

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金曜日、久しぶりに出かけた店先にクーラーボックスが売られていた。可愛いなぁと思いつつスルーをした。何故ならばわたくしは確かクーラーボックスを7台持っているはずだ。それが帰り道からずっと気になり何かに使えないかなぁ…今日も全身の痛みがあったのだが通帳記帳をずっとしていなかったので出かけた。やはり気になるはクーラーボックス。わたくしはひらめいた。車庫用のアウトドアテーブルを入れ替えたのだ。その下の収納ボックスにしよう。お店の駐車場に入るとすぐに目に入ってきたグリーン、居た。よくよく見てみるとビニールの肩掛けバンド付きに蓋に模様が入っている。可愛いー。値段を見ると、550円?850円?350円?見えない。まっ、3桁だね、連れて帰ろう。レジにて店員さんも何円なのか分からず別の店員さんに確認をした。300円商品です!えっ?50円を切り捨ててくれた。古いクーラーボックスは保冷性が不明な分デザイン性で値段が変わる。そして近くのアンティークショップへ。ドアを開けるといつも通りの常連客が間隔を空け座っていた。今年に入りワゴンをずっと探していたわたくし。見つけた。このアンティークショップは値段が付いていないので社長の気分時価変動な部分がある。先ずはアウトドアテーブルに棚を付けたのでそこに置くバットとピンク色のハンガーと灰皿を見つけ両手に持ち急な階段を不随意がある身体で降ります。おっそろしいわ!降りると見ず知らずのお客さんに何かいいのあったか?ハンガーを見たお客さんが、おねぇちゃん?今はな、100均に行ったらな?プラスチックのいいハンガーがあるんだ、こんな古いハンガーな?要するに高価だと言いたいのである。社長が若干、悲しそうな顔をしたのでわたくしは言った。木がいいのー。変な話、100均の木製ハンガーを塗装しても良いのだがいつも社長が良くしてくれているので。灰皿を見たお客さんが言った。おねぇちゃん、タバコ吸うの?うん。俺はな、肺ガンになってあと数年ぐらいなんだ。と常連客の副流煙の中に元気な顔で座りお酒を買っていた。あとね?2階にあるワゴンが欲しいの?売り物なのかなぁ?と。社長がどれだ?と70過ぎの社長と不随意の身体のわたくし達は急な階段が昇ります。どれだ?こっれぇ。ひしめく商品の中わたくしは頭をぶつけます。あぁ、これな。高い?何となく売りたくなさそうな雰囲気。やー、4000円は貰わないと元が取れないし他の何だった?下に居る社長の奥さんに、バットとハンガーと灰皿だな?あっちは2000円でいいけどこれは4000円だよ?うん!いいよ!これな、アイアンでな、キャスターもアイアンなんだ、アイアン分かる?うん!分かるよ!そこらのホームセンターのならキャスターはプラスチックでな、アイアンのは無いんだ。うん!これはな?美容室で使っていたやつ、おねぇちゃん美容師?違うよ?車庫で使おうと思って。部屋で使ったらいいよ。そこからの商品説明なっがっ!身体!いったい!帰りたい!部屋で使ったらいいよ。車庫で使おうと思って。んあぁ?デジャヴ!?売る決意を決めた社長は他にはなんかあった?あのね?ポップアップトースター、使えるの?使えるよぉ、あげるよ。どうした!?太っ腹!3台あり蓋付きのトースターは柄がいまいち。これな、パンを入れると、パンが飛び上がるんだ!ねぇ、こうなってるでしょ、あれ?これどうやって開けるんだ?こうですよ。笑。真ん中にあるのも見たい!見ると配線が断裂しそうであったので配線、大丈夫?と聞くと下で確認してあげるよぉ。しかしながら他のヴィンテージショップの商品は配線を丸ごと交換をしてからの販売なので確認だけでは怪しい。火災でも起きたら大変だ。3台目も見たい!これか?これ、スイッチおかしいな。おいおいおいー!使えるって言ったじゃねぇかぁ!と内心、思いながら、もう少し考えてみる。と言うとこの魔法瓶はどうだ?うん、見ていたんだけれど…。用途が湧かないのである。しかしながらレトロブームだ、出かけた記念の出逢いだし記憶も消える。飾りでも良いかな…と考えていると、社長は言った。タダにしてあげるよ。3000円値のポットをどれがいい?と。中を見るとガラス製。綺麗ー。ね?あげるからどれがいい?赤いやつ。そして社長が、おじさんがワゴンを持つからおねぇちゃんポット持って。うん!社長、大丈夫かな!?急な階段を降りる直前に社長が急に立ち止まり振り返り言った。さては!赤色が好きだな!と言った。前!見て!危ないから!狂気だわ!降りると常連さん達に、まった!レトロなの見つけてぇ!それどころではない社長。おつりの千円冊が無く、常連さん達にあんたが1500円と500円のお酒で…んで…。すったもんだをしている内に社長の奥さんが2000円を200円と言いカオス!社長が、とにかくねぇ!おねぇちゃんに4000円、返さないと!あんたのは幾らで…えーっと!と見ず知らずの皆さんの計算間違いに社長の奥さん達は、年寄りばっかりで!計算出来ない!と笑っていた。袋が無いお店なので見ず知らずの常連さん達が総出で積んで車にくれた。楽しかった。