lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

ブーツ

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わたくしも友人達もほぼ年中ブーツを履いている。今月は五日間しか出かけていないのだが出先で中古のエンジニアブーツが目に留まった。高い所にありブーツのカウンターの刻印を見て見えにくかったのだが間違い無いと触りたくなった。何故ならばわたくしが愛用をしているブーツのブランドのメンズ。ネットで中古のブーツは出品されているが出先で初めて自分で見つけたというのに縁を感じた。バブアーのヴィンテージジャケットもそうであった。このブーツ、友人にプレゼントをしたいなと真っ先に思いサイズを見ると確か合うはずだが友人にサイズの確認の為に置いて帰ってきたがイケる気満々であった。しかしながら中古品なので嫌がるかな…ソールに片減りはあるもののソールは交換をすれば良いのだしインソールも交換をすれば良い。ブーツの中古の良いところはある程度、革が柔らかくなっている事。もしくは革が硬くて嫌になり売るパターンのいずれか。友人同士で日頃からブーツ履いている方に新品を託し柔らかくなったら返してもらうというのもよくある話で。後日、ブーツがあれば運命だと思い見に行った。置いてあった場所の記憶が曖昧で探すと、あった。ファーストインスピレーションに間違いはなかった。店員さんにもう片足の状態を見たいのですが…お待ち下さい。女性店員が探し回り待っていると男性店員も出て来て裏の倉庫やフロアーを行ったり来たり。盗難防止に片足陳列なのでフロアーにあるはずもなく暫く待ちながら、パニック症全盛期の頃なら一人で運転をし買い物や待ち時間にパニック発作を起こしていたのでブーツが見つからなくてもここに来た意義だけでもと考えていると遠くから両足のブーツが来た。目の前に来た初めての対面に感動すら覚え革の状態をサラッと見て決めた。革の状態が悪くても甦らせる自信があったのでさほど気にしていなかったのもある。家に連れて帰りクリーナーをかけたが特に汚れは無く革は少し乾燥をしていたのでオイルアップをし経過を見た。といってもわたくしが愛用をしているブーツのブランドなので革の性質は分かっている。友人達はウエスコ、ホワイツ、リオスオブメルセデスと高価なのだがわたくしは安価で色違いを欲しいタイプ。トリッカーズもあるが王子さんにはあえてチペワをプレゼントをした事があるのだが履く機会が無い。ブーツを磨いて分かったのは前のオーナーはお手入れをしていると。安価なので次に高価なブーツにシフトをしたのであろうとバックグラウンドまでの想像が出来た。中古品なので箱は無かったのだがわたくしのブーツの空箱があったので収納をしてみると入った。ブーツを連れて帰った日に缶を買ってあったので扱いやすいホワイツのオイルをお裾分けし箱の隙間にクラフト紙では味気なく考えアメリカ製のブーツなのだからと英字新聞紙を注文し隙間を埋めた。ブーツキーパー代わりにわたくしがするソックスにクラフト紙を詰め型くずれ防止をした。シャフトがヨレてきたらくしゃくしゃに敷き詰めた英字新聞紙をキーパーとして再利用可能にした。今日、ブーツが届きわたくしは全身の痛みの中、王子さんの妹の医療品を探し回り入院中の友人への差し入れを果たした。今日はいい日である。別の友人にも会えなくブーツオイルをブレンドし行きつけのショップ経由で手に渡った時に言って下さった。缶が凄く気に入ったと。缶を探すだけでもびっこをひいて探し回り最終的に歩けませんから。笑。