lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

恵子

f:id:lynnosuke:20200810002711j:plain

好きな小説に木村恵子氏 グレープフルーツという本がある。恋愛小説はあまり読まないのだが高校生の時であろうかたまたま黄色い装丁に惹かれ買った。何故、女子高生は柑橘系やベリー系に惹かれるのであろうか。フレッシュさと可愛らしさなのか女子高は特有に柑橘系の匂いがしている。ふと、グレープフルーツの主人公の日常がわたくしに合致していた部分があり友人にプレゼントをしたいなと思いAmazonで検索をした事がある。その時に検索ワード 落合恵子 グレープフルーツで検索をするも該当なし。以前オフハウスで探すも見当たらず白い女というグレープフルーツに似たどこか儚くも強いエネルギーで生きる日常の男女の物語があったので積本をしてあった。両手親指の第二関節が動かしにくくパーキンソン症状が強いと本を持つ事もままならずましてや目に痛みがある。先日、薄暗い部屋で読了。後半は涙なしでは読んでいられない内容であった。恋愛小説をあまり読まないわたくしなのだが私生活においては恋愛体質だと思う反面、愛されると逃げたくなる性質がある。それは愛され愛し辛辣な別れを経験しているので堕ちる前に離れたくなるのを知っている。独りきりなら傷が深くなる関わりは無いからである。わたくしの周囲は本が好きな方が殆どで良かった作品の会話やプレゼントをしたりされたりをする。白い女を友人にプレゼントをしようと早速検索をすると在庫があった。以前は見当たらなかったグレープフルーツの検索をすると出てきた。そこでわたくしは検索画面に釘付けになった。グレープフルーツ 木村恵子。ん!?てっきり落合恵子氏だと思っていた!やらかしたわ!と、いう事は?落合恵子氏は完全なる初見!以前、始まりは落合という記事を書いているのを思い出した。今まで疑いも無くオフハウスの落合恵子氏の書棚で探し続け、結果、木村恵子氏!?というわけで早速Amazonで注文をし友人宅へ発送手配をした。小学生の頃だったか映画雑誌で知り合ったペンフレンドの高校生の女性の方と文通をしていた。その方が山田詠美氏の風葬の教室がわたくしに合うとお教えしてくれ中学生の頃の書棚には山田詠美氏が数多い。わたくしは女性作家の書物は近寄らない傾向がある。何故ならば女性脳というのかフェミニズムが強く同性の咽せ返る文筆が苦手であるからである。小説というよりは哲学書心理学書の人間である。この度、男性への二書のプレゼント。読書感想文でも提出してもらおうか。