lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

マステ

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小学生の時、転校をした。保育園の時、絵を描くのは苦手であったが塗り絵は好きで色鉛筆やクレヨン、クーピー、サインペン、木炭を沢山、持っていた。その頃に使っていた色鉛筆は紙箱に入っていたかもしれない。引っ越し先は田舎で色鉛筆は豊富には無かった。何となくで買った動物が描かれた赤い缶ケース。愛着は無くむしろいらないぐらいであった。先日折り畳み収納タイプの色鉛筆を買った。ノミケースをレザーで造れるぐらいなのだが手が震え菱目打ちができないので布製で買った。ケースよりは場所を取らない。缶ケースに残っている色鉛筆と新しい色鉛筆の差し替えをしよう。薄暗い部屋で差し替えをし気が付いた。短くなった色鉛筆はケース下部の収納部分に隠れてしまう。短くなったクレヨンは木箱に無造作に入れられているが色鉛筆だと芯先が干渉し合う。両手親指が握りにくく鉛筆削りもままならないわたくしはやはり仕切られた缶ケースだよな。しかしながら気に入らない缶ケースの絵柄にマステを貼ろう。これがどうにも幅があるマステは引っ張ると途中で切れたり延びてしまうのである。これは郵便局で局員に手が震えるからと手伝ってもらいセメントバッグに貼る時も難儀したものだ。先日ゆっくりとマステを引っ張るも途中で切れたり延びて気泡が入ったりと車好きのわたくしが窓ガラスにスモークを貼るのが得意だった世界どころかカッターでのカットもようやく。下地が透けるのは容易だったのでタイルチックの在庫をしてあったマステにした。これから一癖をしたいのだが身体の痛みにどうにもデザインが掴めない。拙宅にある素材で仕上げるのには無理があるのかもしれない。ペパナプでのデコパージュにせよフリーフォント集のコピーにせよ手が震え痛みにフォーカスをしていると何も出来ないのである。小学生の頃は切り絵クラブとクリエイションを徐々に積んできたのにここで落ちるわけにはいかない。