lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

鉄壁

痛みで久しぶりに日に三度、気を失えた。ここのところと言っても数年前からなのだが痛みの先過ぎて気も失えないのである。ほぼ横臥をしているので転倒事故は数える程しかないのだが人が家の中で倒れる確率が高いのは外では気を張っているからと聞いた事がある。今日は急に気温が一桁になり寒く部屋着も秋か冬のスタイルなのだが全身の痺れが強く寒気もあり内臓が絞られている痛みも相まって珍しく晩ご飯を残してしまった。王子さんがハンバーグのお弁当を買って来てくれチーズを乗せレンチンをし食べたいのに入っていかない。その後の腹痛たるや。わたくしは一日一食なのだがよく食べる方である。王子さんにしてもわたくしの食べる量を把握しているので夜中お腹が空いたら食べなと明日の朝の分の王子さんのお米を研いでくれた。たまに思う、いつになれば働けるのかと。熱を出せば何も出来ず王子さんに負担をかけてしまう。今年は大陸エルニーニョの影響から低気圧が多いのは心していたが身体の痛みが酷くなる来月で断薬五年二カ月。ふと、数年前、町内で老人ホームの建設をしており施設名を募集していた。わたくしは応募をし後に老人ホームの名前が決まった事を町内広報欄で知った。落ちたわ。と思っていると数日後、封筒が届いた。そこには老人ホーム近くに出来た喫茶店での無料券が数枚。認知症家族の相談会や当人達の触れ合いが行われている喫茶店であり老人クラブでも利用を促していたので、もしかしてわたくしの祖母宛かな?と文書を読むと施設名の候補に一次審査は通過していたのだ。それはそれで嬉しかったのだが結局は何かしら施設に関わりがある方に決定されたのだ。ならば当初から募集をしなくても良かったのである。数撃てば当たる門では無かったのだ。身体的にどこまでの後遺症が残るかは解らないので肉体労働は無理であろう。いや無理なのである。膝を手術してからアシスト付きのサポーターが無いと歩けないのである。クリエイティヴな事案は手や全身不随意で難しい。こんなわたくしに何が出来るのであろうか。王子さん宅で借りぐらしをしていても一人になればどうなるのか。治る見込みがあると後遺症認定にもならないのである。しかしながら昨年、嫌々と行った精神科医に良くなってゆくと思うと言われ一年、何も変わらない。短い期間ではあったが最後の診療で医師が深々と頭を下げたのを忘れない。負ける気がしていなかったわたくしには闘いなのである。安易に精神薬を作り上げ患者を増やしている現実に。その度に精晋会と書いてきた。ワクチンにも疑問があり接種をしたところで症状が軽いというだけで罹患をしないものでもないと思っている。それどころか副作用の問題があるのである。抗体を接種するのだから身体は拒否反応を示すのは当然なのだがこれ以上を書き始まると臓器提供は否かとニーチェに辿り着くので。そこまで超越をした人間ではないが自己防衛だけは変わらずしておきたい。触れた施設名について、人々が根付いてどうのの意味合いがあると。そんなもん偽善だわ、高齢化で若い人も根付かない町の名前に相応しくは無いわ、センスが無い。そう友人に吐き出した時、凜、格好いい事、言うわ、確かに凜が送った名前の方が住んでる人間にはしっくりくるわ。

十代の時にお付き合いをしていた方と話しをした時に、変わらんな、いい女だったわ、受付嬢が鉄筋担いでな、白衣まで着て働いたよな、高校生の時から働いたわ、凜、父ちゃんの介護に通いながら。何年か前に見かけたんだよね、車で。未だに凄かったわ。なぁんか女の子が乗る感じの車じゃないんだけどすれ違ったら凜だった。びっくりした。まさかパニックだったなんて知らなかった。

目が見えないから身体の痛みもあるが運転が怖いと伝えた。

イコール会えないと、この先。