lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

色鉛筆ケース

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既製品の色鉛筆ケースは気に入っていなかった。学校教材の様で。それがぷにぷにグリップをピンク系にするにあたりやはりケースもピンク系にしたい。可愛らしいのに。そうなると鉛筆補助軸のヨーロピアンとは違ってくるのだがグリップの選択肢が絞られてしまったのでそちらに合わせたい。あれだ、ピッピだ。ピッピとは以前ランチョンマットにしていたのだが幅がもう少し欲しく二階の部屋の埃除けに掛けてあった。それが初夏の頃だったかピッピを見るとやっぱり埃除けにはもったいないなぁと二階から不随意の身体でようやく下ろしてきた記憶はあった。そのピッピが見当たらず二カ月ぐらいは探していた。生地や端切れを置いてある場所は決まっておりランチョンマットとして使用不可になっているのでランチョンマット置き場にあるはずもなく。考えられるとすれば車庫である。車庫はフィフティーアメリカンヴィンテージと昭和レトロにしつつあるのであるとそこにしかないはずだ。先週、久しぶりにたかだが徒歩二分までの車庫まで行ったのだが見当たらない。日曜日、王子さんに車庫でピッピを探してきて欲しいと頼んだ。ランチョンマット期にピッピと呼んでいたので王子さんにも直ぐに伝わった。りんのすけぇ、やっぱり見当たらないと。その時である。もしかしたら!と言うと、あったぁ!?←散々、無い無いと言っていたので気にかけてくれていた様子。王子さん!この工具箱!一段、二段、三段目を開けると!あったぁ!わたくしは工具箱の中を傷つけたくはなくピッピを敷いていたのだ。記憶が戻った。せやけど?問題は色鉛筆ケースになるかの幅なんですぅ。と合わせると何とかギリ。ピッピ、偉いぞ。そうして昨日、四時間以上も座り手縫いをした。留める紐も考えていたが持っていたバイアステープにしライニングはピンク地のサクランボ柄のフェルト生地、芯先に優しく。そんなついでに王子さんのアイロン台、ブルーグレーだったのを勝手に張り替えた。王子さんのアイロン台、張り替えたの、勝手に。と言うと、アイロン台なんて十年以上、使っていないわ。そうやんかぁ、そもそも王子さんのアイロンが壊れてわたくしのアイロンしかないからね!

手指が動かしにくくなっても受け入れるしかなく手の震えや身体中の痛みは致命的なのだが、わたくし同様に手の震えやパニック症がある友人達は言った。

りんちゃぁん、手ぇ震えていたらブーツ磨くの出来るしょぉ?

うん!それとお米を研ぐのもね!震えに任せてよぉ!

痛みだけでも楽になると良いね。俺ら、りんちゃんに造ってもらいたいもんいっぱいあるよ?家の前の壁にも絵を描いてもらいたいし。絵だけでなくレザーも。

今日は無理をしてでも色鉛筆ケースにほつれ止めをする。

有言実行。