lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

ステッチングツリー

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土曜日の午後、中途半端な状態のステッチングツリーに巻く生地でも裁断をしとくかな…と重い腰を上げた。何かを造る時は手の震えが弱い午前中から午後と決まっており15時からというのは珍しい、必殺ルーティーン崩し。この日は自分だけの晩ごはんだけで良いので連日の激しい身体中の痛みにゆっくり休んでいたかったが中途半端さが気になっていた。いざ寸法を測っていると王子さんがまさかの早上がりで帰宅をした。チャコで布に印を付けている最中、早く帰宅をした嬉しさなのかやたらに話しかけられた。んで寸法を間違えてチェックをしてしまった。話しかけるから!寸法!間違ったわ!裁断前だっから良かったけどさぁ!仕事をしていた頃、目まぐるしいスピード感のある聖徳太子と揶揄されていた自分には考えられないミスであるが服薬から断薬に記憶障害があるからして致し方ない。そんなやり直しのアディショナルタイムから裁断の頃には手の震えが強くなり慎重にしていると、まぁた!話しかけてくる!気になるのですよ、わたくしが何かをしている様子が。例えばレザーなら床処理とか、いったい何を塗ってどうなるのかという具合に殆どの作業を見た事がないので。巷の主婦が旦那さんの帰宅後と同時に矢継ぎ早に話しかけ、疲弊をしている夫はこう言います。疲れてんだ、後にしてくれないか。それとは別で、集中したいんだ、後にして。と言いたいがそれは本人のわがままであり共同で生活をしていると譲り合いの融通性のパワーバランスに差が出る。なるべく共存というベクトルでいないといけない。ロータリーカッターが握りにくいのを承知で裁ちバサミでグラグラグラグラと裁断をし結局は曲がってしまったが昨日、生地を貼った。下地にフェルト生地でその上から少々、厚めの生地にしたのでクッション性はあった。とりあえず在庫をしていたクリップで挟むもやはり当初から気に入らない仕上がりである。ブックエンドでツリーを自作している方なら初歩中の初歩に挟む厚みにクリップからクランプとなるが見た目というよりは縫う作業中にクリップに糸が引っ掛かるのがストレスになる。消去法でクリップの代わりにゴムベルトという考えはない代わりにベルトである。わたくしはレザーでケースを造る時にフラップ部分をベルトで固定をするという癖がある。初めての立体物のケースの時からでありフリーハンドだったので多方のレザークラフターから型紙は財産だ。と言われてきたが意味が分からず行きつけのショップの店長に初めて造った携帯ケースを見せると、初めてで型紙もないのなら全然これでいいとお墨付きを頂いた。ベルトを造るのは簡単だが、だったらぁ!生地を巻く前にぃ!ベルトループを仕込むべきだったわいよぉ!いらね、笑。これ、いらね。誰だよ、俺んちに来てウォレットを修理してっつったのはよぉ。おぅ?まぁ、その感情というか何でも出来て何も成せなくなったなりにステッチングツリーをシックな感じにしてみたよ。