lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

断薬五年五カ月

全身不随意、パーキンソン症状、激しい疼痛と骨も肉も痛みは増すばかり。眼球が引っ張られそうな痛みや皮膚もビリビリブルブルとし痛む。リンパに痛みがある日は心臓の脈が飛ぶ。最近ではパニック症だった頃と同じく脳内も感情も危険信号に似た焦燥感や息苦しさを感じ煽られない様に落ちつくまでじっと耐える。ここに合わない人間や事案が発生すれば間違いなく激昂する内なる怒りが解る。以前テレビで煽り運転をし怒鳴っている方を観てピンときたらやはり後日の報道で精神薬の服薬歴があったそうだ。抑えられない不安感や感情を服薬でフラットかマイナスにするので半減期離脱症状で抑えきれなくなるのである。服薬をしなくとも何かしら人間は環境やホルモンバランスでエネルギーが不安定になるのに服薬による反跳作用に苦しむ結果である。全身の痺れが強いと寒気が酷いのだが五年前の減薬の時と同じぐらい異常な寒気に直面をする。これをコールドターキーと呼ぶ。常に動く腹部の不随意は腸にも影響を及ぼし腸内に空気が発生する。これはベンゾベリーやベリーベンゾと呼ぶ。常に殴られ力が入っているのと同様でこれはこれで苦しいものである。浅く呼吸をしていないと腹筋が肋骨の下に巻き込まれるのである。二年前までだろうか?物語を書き明晰夢の中で気球に乗ったり海や森の中から湖畔、時には街へ出て野犬に遭いウイスキーを愛飲している方に守られた現実があった。イタリアの石鹸箱の中の幸せ、蓄音機。この物語は実在する人物から構成され実話の叙情的なシーンを切り取り書いていたのだが脳と鼓膜の膨張感や閉塞感で物語どころではなくなったのだが一周廻って終わったのでまた言葉の筆圧が戻れば書いてみたいと思う。唇や舌に痺れがあり顎の骨も痛むので呂律が回らず文章の変換にも影響をきたすのとパーキンソン症状で震えが強いのに動かしにくい両手の親指で文字を打ちにくく文章はスピード重視で書くわたくしは入り口から立ち止まってしまう。詩や俳句の様に静かに書ければ良いのかもしれないが詩はよく分からない。パニック症が原体のわたくしは広場恐怖症から外食恐怖症、嘔吐恐怖症以来、匂いに敏感になり香水を止めた。シャネルのエゴイストプラチナム。二十代の頃のわたくしの香りであった。今では色んな意味でキツすぎて無理である。同じく匂いに敏感な方に対してはテロリストである。仕事をしていた頃や今でも制汗剤は使っており、りんちゃんの匂いだと印象付けがある。母が使っていたものと同じであるが例えば仲が良い友人の香りというものは柔軟剤であったり香水であったりと郷愁にも似てとれ落ち着くもので鬱病の方には芳香が良い気がする。アロマテラピーの様に傍に感じ逆に居ない喪失感は別次元というか自分の問題なのであるが例え一人称の生活においても遠く離れずの距離感。出かけられないわたくしが書く事ではないが物語の中で色々と冒険をした。今も薄暗い部屋で一人、うずくまり寒さの生活をしているが、どこまで行けるか?それに尽きる。