18時10分、王子さんの帰宅時間である。17時55分、お茶碗にお米を装う。この理由に翌日のお米を研ぐ時の研ぎ汁で油分があった場合のフライパンや鍋を洗いたいからである。まだ魚焼きグリルが水有りだった頃には水道水の代わりに野菜の茹で汁を使っていたりもした。災害時19日間だったかの断水生活以前からしている事であり水は大切な資源なのである。その昔、人々は水資源を争い殺し合いにまで発展をしたところ、ライバルrival=川riverが語源の由来でもある。晩ごはんのメニューは、焼き魚、野菜のトマトソース煮、卵サラダ、ところてん、お味噌汁、ルビーグレープフルーツ。トマトソース煮の鍋に油分があったのでお米の研ぎ汁で洗いましょうね。17時55分になるまで台所の椅子に座り待つ。身体、痛いなぁ。毎時間そう思いつついざご飯茶碗にご飯を装う時に目を疑った。お茶碗が欠けている…マジで？焼き物が好きなわたくしは食器を大切に扱い何なら車の小傷も気になるタチである。それはせっかくの造形物に傷がついたというのが根底にあり安価ではないのである。行きつけのショップではヴィンテージ食器を扱っているのだがオーナーの奥様が当初は躊躇していたものの食器は割れるという思考にシフトをしたらしい。帰宅をした王子さんにお茶碗を見せ聞いてみた。欠けちゃっていて何とかならないかなぁ？接着剤的な…。うーん、何ともならないんじゃない？はいキタ。わしは！ガラケでネットでの買い物が制約されているんだよ！不随意でボタンも押せん！夜しか食事をしないわしが！食べられない日もあるわしがぁ！お茶碗を愛でるぐらい楽しんでもええやろがぁい！ぬぉぉぉぉーっ！と思ったが静かに、お茶碗どうしよ…黒織部でGoogleから不随意で検索。アプリからしか注文が出来ないネットには在庫があった。王子さんのスマホから頼んでもらうかな…それが先日Amazonのカートには入るのだが注文が出来ず王子さんに頼むも厄介であったので言えずに。お茶碗ショックの中、王子さんはゲームをしている。多分だが同様のお茶碗を頼んだ。わっかんねぇんだわ。画像は見えないし。お茶碗に納得が行かなければわし食べへんからな。
そうゆうこと。
