lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

断薬五年十ヶ月

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菜箸トングとくるくるグリップが届いた。一昨年から両手親指が動かしにくくユニバーサルデザインのお箸は購入済みではあるが指先への指令を脳に叩き込んでやる。と一度も使用していないのだが今年は毎日の様に動かしにくくなっており困ったのが菜箸である。お箸がバッテンになりつつも使用をしていると中指の手の甲の骨に負担がかかり痛むのである。通常トングはあるもののお玉でお味噌を溶いたり焼き魚の焼き上がりに残っている骨を取り除くのにはやはり菜箸なのである。この期に及んでも極力、洗い物を減らしたい派。先端部分が小さなヘラ状のトングを考えていたのだが叶った製品がヒットせず百均に行ったら何かしらありそうなのだが百均のシリコン製品に勝手な解釈で信用をしておらずそこでネットで菜箸トングを購入してみた。物が掴みづらい=握力が弱いからしてバネ幅が広めのタイプ。ピンセットの様に上部がくっついていると間隔が狭く長さがある菜箸では物理的に握力が必要だと思っていたからである。次にグリップ。通常のグリップは差し込みか切れ込みタイプが大半なのだがお玉というのは引っ掛ける為に上部がフック状になっておりグリップは差し込めず切れ込みタイプなら良いがこのくるくるグリップは対象物に巻き付けたりハンドベルトにもなる。後日その他おすすめ商品に握力低下用のリハビリ道具があり魅力を感じた刹那、時が止まった。何故ならば動かしにくいのは両手親指。右手の指は力仕事から内反をしている。が、春先から夏場は両手首の腱鞘炎が起き出し固定のサポーター無しでは痛みや腫れが生じむしろ動かしてはいけないのである。指のリハビリどころではなく全身不随意が酷くなってきてから重たい土鍋や鉄鍋も使用をしていない。硬直だけなら温めマッサージとなるが腱鞘炎の痛みは冷やさないといけない。身体と自律神経が相反している状態である。当初、菜箸上部に小さく切ったスポンジをかまし輪ゴムで固定をすればバネの原理は出来るがいちいち外して洗わなくてはいけない、それよりも指が不自由であったり不随意が強いとそれすらも出来ない。無いよりは良いのかもしれないと購入に踏み切った。掴んでみると菜箸トングは慣れが必要だった。トングの様に幅で掴むのとは訳が違う。何れにせよ握るだけで骨が痛い。まぁ、いつか使うかもね。グリップは巻くという作業に目が回ったがピンク色にほっこりとした。介助用品の色がもっと可愛らしくなれば良いのにね。