刺繍ハサミ

プレマックス

ギンガー社

四月、トートバッグを手縫いした。糸始末にハサミを持つとキツく感じた。そして指を動かしたのが悪かった。指がどんどん腫れ上がりハサミが抜けない。わしミニシザーハンズかよ。指輪が抜けない時と同様に息を吹きかけた。こうすると呼気で指が湿るのと息を吐くという動作で力が抜けるからである。ようやく抜けハサミを買い替えようかな…しかしながら指が腫れなければ使えるのだしとは思いながら別のハサミをチェック。それよりも先にカッターナイフを買おう。チェックしてあったアンティーク風のカッターナイフ、購入画面を見ると現在お取り扱いしておりません。げっ、売り切れたし再入荷のメドもない。諦めるしかない。となるとハサミが気になりだした。供給不可になったらまた検索にも労力が、そうだ、レザークラフトの方の作業台用に一つあっても良いのだ。と自らを納得させる事、今月、いざ注文しちゃうぜ。それがそれが購入手続きの画面になるとガラケからでは反映されないのである。こんな買いたい物も買えない世の中じゃポイズンつって、あまりネットショッピングをしない王子さんに依頼。面倒くさそうに注文しつつも翌日、発送したってぇ。とまんざら楽しみにしているご様子。到着したハサミを見せると、ほぅ、一回り大きいんだね。指が腫れて使いにくかったんだ。と伝えると納得をしていた。賢者モードの王子さんについでにカッターナイフも依頼。ネットショッピングの便利さに気が付いたのか自分用のマスクを注文していた。断薬五年十一ヶ月、相当な全身不随意と全身疼痛であるがいつかまた物作りが出来たら良いな。とたまにハサミを眺めている。

追伸 あまり好きなデザインではなかったのだが一回り大きめといった選択肢。