lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

にしん漬け

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初めてにしん漬けを漬けてみた。火曜日、郵便局へ行く用事があり向かいにあるスーパーへ。出かけたのは五月末以来であろうか。にしん漁が盛んな街で生まれ育ち今の今までにしん漬けを食べた事が無かった。五年前、日本酒を学ぶ為に日本酒に合うアテを食べ比べていた時期があった。その時に挟み漬けやにしん漬け、飯寿司をチョイスした。にしん漬けや飯寿司の麹等の見た目が苦手でありまずは挟み漬けから。お漬け物で魚の生臭さが気になっていたのだがアルコールというのはあえてクセのある方が絶対感だと考えていた。挟み漬けのお野菜のさっぱり感とお魚のタンパク質、美味しい…むしろこれじゃね?と確信をし先日、酒蔵訪問のテレビ番組を観たらオススメは「挟み漬けです。」ほらぁ、やっぱり。王子さんも日本酒の試飲に付き合わされ挟み漬けを出された記憶があり、やっぱり凜乃介は酒呑みだから解っているんだわ。と言われた。それからにしん漬けを買ってみた。おそるおそる口にしたら大丈夫だったのだが四年前の体調があまり良くない時に食べると生臭さで駄目になり結局、三回ぐらいしか食べていなかった。後に飯寿司も克服した。目が見えていなく単なる麹漬けだと思い買ったのが最終的に飯寿司だったというオチ。五年前に初めて食べたにしん漬けの記憶を頼りつつあえて干しただけのにしんではなく身欠きニシンにしてみた。王子さんが呑む日に黙って出すと無言で食べ始めた。不味かったかな…、わたくしまず自分で作る物は目分量で味見もまずしない、感覚だけである。だんだんとつまむスパンが早くなり王子さんが一言。これ、乾燥したにしんだね。それわたくしが漬けたの。あ?えぇっ!?凜乃介が漬けたの!?うん。かなり驚き、旨いわ!王子さんのおとんが漬けていたのは干していたやつでしょ?身欠きニシンってカチカチのやつで作ってみたのー。あれをこうしてそれから本漬けにしてぇ。と言うと、親父が漬けていたのは、にしんがこれっくらい小さくてあんまり入っていなくてもう少しデカく切れって言ったんだ?←おとんの生前後にも王子さんに聞かされており咀嚼時の味わいも考慮し大きめにカットをしてあった。長期間、漬けないので硬い骨も取り除いていたせいか、骨も気にならないわ!とモリモリ食べてくれその度に溜め息をつくので小骨でもあったのかと顔色を伺うと、旨い!スーパーにあんのも小さいにしんが三つか四つぐらいしか入ってないじゃん、いいわぁ、旨い!と寝る時間を一時間延長し呑んでいた。そして焚き付けてみた。

キャベツとお好みのニシンと麹があれば簡単だよ?うちはお塩はいっぱいあるし。笑。と、おとんの味を再現させたくて言ってみたが、いざ塩梅が解らずいちいち聞かれそうだ。