lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

父から久し振りに電話があった。記憶が定着していたのかわたくしの友人が持たさせてくれているスマホに初めて着信があった。近況というよりは遡る話から。そう、父もわたくしも記憶障害があるのだ。それから何の気なしに父が言った。王子さんと籍を入れれば王子さんは厚生年金なのだしと。わたくしは国民年金なのだが収入が無いので免除申請中である。王子さんとお付き合いをし19年になる。以前、父宅で父が、王子さんは長男だけれどお婿さんに入るのはどうかな?と打診をすると王子さんは全然、良いです。と答えた。わたくしは長男の長女でわたくしの代で途絶えてしまうのである。そうなるとお婿さんを迎え入れ子どもを産むのが良かった。しかしながらここに問題があった。王子さんの兄弟に知的障害者が居るのだが王子さんの母方の遺伝性なのである。後継ぎに何らかの障害があっては後継が出来ない。遺伝子ガチャという言葉は優勢劣勢の方が使う言葉でわたくしは嫌いなのだが後継ぎというのは所謂カースト制度に通ずる重みを持っている宿命。例えば王子さんが他界後わたくしは何の補償も無いどころか掛けている保険金は知的障害者の兄弟であり誰かが手続きをしない限り保険金の受取すら出来ない懸念から将来に不安しか無いとブチ切れた昨年ではあるが初めて父に言った。わたくし年金を貰うまでも生きないかもしれないよ。これは年々、激しくなる全身疼痛もあるが思うところ災害である。王子さんに、飲み込まれて一瞬なら楽だ、これ以上、苦しむのはゴメンだ。と言った。籍の話から父はそれ以上、言わなかった。それもそうでわたくしが大切に持っているスマホは友人が毎月お支払いをしてくれているのを父には伝えてある。わたくしは愛されると逃げたくなる。恋とは好きといった感情で、愛とは思いやりだと残した事がある一方、

愛情など人間の気休めだ。

せやけど父はあまり心配していなかったよ。笑。わたくしの周りは叩き上げからエリートなのできっと娘は大丈夫かもしれないと思ったのか声に張りがあったが話しをするだけで息が苦しかったよ。笑。