ムハンマド氏との会話にわたくしがリクシェーと言った事がある。アナタセンセイネェ！スゴイネェ！これはリクシャ（リキシャー）と呼ばれる二人乗りや三人乗り、六人乗りの三輪車の事なのだが読んでいた本に納得をした。リクシャはその名のとおり人力車が語源だという。二十世紀はじめにアメリカ人が日本から香港に持ち込みシンガポールに紹介されインドに渡ったという。先日、お金持ちは車のボンネットに乗ったり手を付いて写真を撮る傾向があると聞いた。確かにムハンマド氏も高級車のボンネットに手を付いた写真がありわたくしの友人達を見ても傷の心配はおろか腰を掛けたりする。何か自信の顕われなのだろうか。ざっくりと小さな事は気にしないのかもしれない。リクシェーは頻繁にエンジントラブルが起きるので移動時間に正確さは求められないという。故障が当たり前と思わない人間には不向きである。日本車は優れていると改めて思う。友人のBMWは修理に出しても原因が分からず常に助手席にバッテリーを載せていた。この度、友人がかなり古い縦目のアメ車のトラックを購入した。わたくしも一度はトラッキンを乗ってみたいがマニュアル車はもう運転が出来ない自信がある。ムハンマド氏に高級車、乗りたい？と聞かれるが高級すぎる。彼の友人はランボルを三台所有している。わたくしはランボルのラジコンしか持っていない桁外れ。そんな彼の確定申告の話になり年収に驚いた。リクシェーなら何百台である。将来、何か面白そうな車に乗ってみたいが修理屋さんが無いのが現状。ムハンマド氏にロバも居るよ。と言われロバ車か…と思ったと同時にそういえば皆んなに、りんちゃん馬に乗れば？と言われた事を思い出した。どんなイメージなのだか。トライクやビッグスクーターに乗りたいと騒いでいた時にパニック障害になった。
自由に乗りたいね。ペガサスに。
