lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

JAZZ

ジャズには詳しくはない。若い時にバーテンダーをしていた父は詳しい。管楽器で言えばテナーサックスが好きであるが鳥肌が立ったトランペッターがこのお方。類家 心平氏。先日NHK 美の壺に出演されておりましたね。トランペッターの初恋は小学生の時、レピッシュというバンドのマグミ氏。サックス奏者で言えば菊地 成孔氏のファンである。ゲッツジルベルト氏はフォロワーさんに教えてもらった。ジャズの芳醇な色気、垣間見える生き様、ジャズ喫茶の重厚感、ピアノが遊ぶ。こういう類の人間は幼少期から見たり聴いたりの世界観が違うのだと思う。不協和音の中に堪えられる本当の魂の爆発。子どもながらに、あ、この人死ぬな。と感じた事があるのはサックス奏者、阿部 薫。退廃的狂気を深夜のアナログテレビから観た、ほんの一瞬だけ。詳しくは映画エンドレスワルツを。アナログ盤やCDで聴くのも良いが生で見る方が好きである。綻ぶ髪が、もう惚れていて。愛し愛された男性を思い出す。ジャズではないが父に音楽を奏でる人間、唄声もそうだけれど超越した旋律の響きに長谷川きよしさんを挙げた事がある。(友川カズキも)ほんなら父は長谷川さんと昭和の札幌公演に来札した長谷川さんとバーカンで呑んだ事があると。

長谷川さんが、

雪が降って来ましたね。

窓を見るとシンシンと雪が降っており驚いたと。

彼は盲目なのである。

生きるとはそういう事。