lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

夢物語

ある作家のあとがきに夢日記を付けていると書いてあった。読み返すと故郷の情景が多いと。凄いなぁ、寝ていないんじゃないの?と思ったが誰しも夢は見ている。えーっと、フランシスクリック氏だったか?レム睡眠とかの文献は。わたくしが物語を書いていた頃はかなりアルコールを呑んでいるか夢の中で組み立てていた。気球や帆船に乗ったり風見鶏と生活をしたり兎に角、延々と歩いてみたり。暑さを感じればおんぶをしてもらい海の底に沈んでみたりと楽しかった。そんな夢日記を読んだからか先日、夢の中で過去に書いたタイトル 水中花の情景が現れた。あれは確か、僕は夢を見る。で締めくくったはずでリンクというのか。しかしながら水中花というタイトルが思い出せず夢の中では、雪中花と脳内変換され視界は一気に吹雪いた。初夏のイメージで書いた黒曜石のプリズムのあの夏が冷たく右頬から雪が当たる。微かにピンク色の花弁が視界から白く埋もれる。雪を知らなければ見るはずもない景色。この右頬の冷たさは解っている。友人宅の愛犬ミミたんがパパに抱っこされ左頬をパパの胸に付けていたのと友人達が左利きが多いので自ずと右側に居る事になる。右側が寒い。架空の本屋さんに行った夢の後半に車の助手席に乗っていたが右側である。これはわたくしの愛車が左ハンドルというのとムハンマド氏に遠出を打診され続けパニック症の名残りから助手席に不安があり自らが運転をしたい、そして何より車税を気にしているからその様な夢を見るわけだ。最近は空にピンク色のクジラが浮かんでいるシーンばかりを見る。明晰術でも解明されない。水色とピンク色、何かの暗喩かもね。相反する何かを。