lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

解体料

所有する築120年以上の古民家の解体料に見積額A社310万円、B社280万円と高額な金額が弾き出された。母方の会社と自宅、離れ等の解体料に350万円掛かったのだが平屋にしては高すぎると思った。聞けば業者さんが忙しく下請けに頼むのでその様な金額になると言う。これまでの話では解体料の補助金制度があるのだが町の指定業者でなくてはならない。それ以前に古民家を視察に来たリフォーム業者が居る。古民家再生や修復、古材を利用した新建築、施工を主としている業者でもう20年も前であろうか訪ねて来て前向きな姿勢であった。解体業者の大工さんも古民家を見て立派な木材で釘1つ使っていないので壊すのはもったいないと言った程だか維持費が高額と老朽化もあり町では保存しないとなっていた。この度リフォーム業者さんが引き取ってもしかすると移築するかもしれない運びになった。先代の開拓者が建築した家であり文化財として所有していたのにも関わらず何十年も経ってから町は匙を投げたのだ。ロシアの戦争で木材が減っている状況に古材は貴重だと思っている。基礎解体費用の補助金は出ないのか?と確認中である。