lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

A君

久し振りにスーパーへ行った。王子さんの同級生のA君が一人、車椅子で来ていた。町内広報誌で施設に居る写真は見ていたので元気なのは知っていたが話し掛けてから驚愕の事実を目の当たりにする事に。何と!わたくしの事を覚えていない!凜だよ?凜!と何回、言っても分かりません、すみません。と言うのだ!即、同じ施設に居る友人Jに電話をすると、Aがさっき帰って来て、俺の事、Jって呼ぶ凜って誰だろう?って。ええっ!?どういう事!?認知症だったら一人で買い物に来られないじゃんねぇ?施設のおばさん達と喋って町の人の名前なんかは言うけど変は変なんだ。ええっ!?焦ってT兄にも電話をし、うちらの周りでボケた人って居ないよねぇ?ショックだわ。んで、Jに言われたんだ?Aは凜の事が好きだったのに覚えていないんならそれまでだったんだ。笑。←Jの賢者モード最中。その事を知ったT兄が、Aが凜ちゃんを好きだった!?別の意味でT兄がショックを受けるという貰い事故。アルツハイマーなら投薬で改善するのに何というか先が見えたというか。何かしらの安定剤を服薬しているのか目つきが違うんだよ。と王子さんに伝えると、あぁ…完全にヤバいね、凜乃介が言うんだから間違いないわ。J曰わく施設に居るから気分にムラがあるけれど何か変なんだって。わたくしの父方の祖父が認知症を患い王子さんと毎週、洗濯物を取りに行っていたので目つきが違うと言っただけで王子さんは確証を得た感じ。あれだけ一緒に遊んでいたのに記憶が無い事実に驚きそれを伝えた王子さんの同級生達も驚いていた。王子さんの同級生達の連絡先は六名ぐらいかな?知っていてそこから派生する。

皆でよく呑んでいた頃、わたくしがトイレに行くと出て来る頃合いにA君が廊下に出て来て、凜ちゃん、何かあったら俺に相談して、いつでも聞くから。その彼が今ではわたくしの顔を見ても知らない。

最初は冗談かと思ったよ。