lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

かぼちゃ

王子さんが会社のお客様からかぼちゃを貰って来た。初めての事である。王子さんは焼き肉の時の焼き野菜のかぼちゃか天ぷらのかぼちゃぐらいしか食べた事がない。わたくしも自ら買う事もなく年に一度、煮物を食べるぐらいである。父方の祖母が居た時は多少は食卓に上がっていたが問題は切るのが大変であり切るのは祖父の仕事であった。その祖父がかぼちゃで盛大に指を切ったトラウマもあり王子さんに切ってもらった。かぼちゃを切った事がない王子さんは大変ご苦労なさった。とりあえず煮物にしお味噌汁に入れても良いかの確認。王子さん?かぼちゃをバターで食べた事はある?と聞くと、バター?なぁい、なぁい。ポタージュは?なぁい、なぁい、ポタージュって大変なんでしょ?すり潰して。ミキサーだよ。調理師であった両親、昭和最後の時代に離婚をし浜育ちから山育ちになったわたくし。父がかぼちゃのポタージュを作ってくれた。この度、初めてかぼちゃを切った王子さん、かぼちゃの扱い=大変だけが頭に残ったご様子。かぼちゃの煮物を食べた感想。甘くない。栗かぼちゃじゃないんだよ、わたくしは極力糖分を使用しないが皮の間にほんのりと甘味が。これで良いのです。後日かぼちゃのバターソテーを出した。食べた瞬間、王子さんが、んっ。と言った。苦手かな?と思ったら、美味しいね、ほんのり甘くて。バターのやつだよ、少しお醤油で焦がすの。バターの甘味かなぁ?そだよ。なんて見ていたら最後にかぼちゃを残し食べたいので気に入ったのかもしれない。次はサラードにしようかね。冷凍をしておいたかぼちゃを頃合いで切っているとM氏から電話が。彼はかぼちゃが好きであり、リィンチャァン!カボチャ!と言われたのがリンクした。来週で出会って一年になる。女性の誰しもが芋栗かぼちゃを好きだと思うなよがわたくしの格言である。確かにヴァイタミン含有量は高いが糖質が高い。身体が糖質で錆びるんだわ。