見上げた世界。求めていた。貴男の靴を磨いた瞬間、生きているのを実感した。空から足下。貴男を見つめた時に守りたいと思った。どうしてなのかは解らない。きっと好きになってしまったから。探しに来てくれたのは貴男。この世の終わりだと思った草原で出逢…
君は黒船に乗って来る。不慣れなパン屋さんからいつもパンを買って僕のドアを開ける。ドアの鈴の音で君が来たと直ぐに判る。いつも僕の為にパンを選び一人旅に出掛けた時には真っ先に僕へのプレゼントを選ぶ。一人きりで不安なはずなのに強く僕を見つめてい…
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