lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

孤独

一緒に集めた花びらを宙に放った。
ゆっくりと空に舞いそろぞろと色鮮やかに落ちてきた。
見上げた二人は笑顔だった。
何もかも総てを忘れる時、華やかさのステージが邪魔をする。

君が私を離さないから。
私も近づきたいから。

無意味などはない。二人の命が消え暗転をし暗闇に遺され作品は光を待つ。描いた蕾は閉ざされた瞼を静かに開く。汗ばむ貴方の肌に彩ると微かに滲んだ放つ香。紡ぎ出す糸。同じ空の下で生きている。
離れられない。
心が透過をする。
ビー玉やシーグラスの様に。輝き盲点となるのか濁るペールの世界なのか。