lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

ベイプが届いた

HOMLESのブラック。端的に申しますと失敗です。やたらにリキッドが入るなぁ。て事は、減るのも早いんだろうね。スポイトどころか瓶ごと入れておりましたら、何!?何!?何!?漏れている!やっぱりね。だと思ったよ。いざ吸ってみました。温度設定が出来たり時間設定が出来たりするのですがドリップチップの部分が異常に熱い!怖っ!そして液漏れが半端ない!何だこれ!?さっき入れたリキッドが漏れる、漏れる。たっかいリキッドなのですよ、ファイブポーンズの。だだ漏れ。ものの五分で箱にしまいました。

予感

あの海に沈んでゆく。紺青の海の底へ。君のフィルムを持って。
初夏の午後、光を眩しがる私を考慮しレースのカーテンをひいてくれた。カメラマンであった君は私が持っていたコンデジを触りだした。こういうカメラって難しいんだよ、一眼と違って。カメラを構えさり気にわたくしを収めた。一瞬を切り取るシャッター越しの君。二人で一緒に居る事を周囲から反対をされた。それでも一緒に居てくれた。シャッターを切る音にフラッシュバックをする。
君の前なら目を閉じていられる事に今更、気がついた。
我が儘を言う私とずっと一緒に居てくれた。互いに沈みかけた船で辿り着こうとした。まるでダイナモを目指すかの様に。
終わりが近づいてくる。
君を一番、綺麗に撮れるのは俺だよ。

ねぇえ?
うん?
一緒に死の?
いいよ。

飲み込まれてゆく。
二人で鎖を付け暗い海の中で抱きしめてくれた君の腕を離した。
君の鎖とフィルムを持って。
浮かぶ事は無く、もう、届かない君の声と私の声。腕から消えた君は深く沈み私は離れ浮遊する。

王子さんの会社の社長

王子さんが会社を休んだ。珍しい事である。本人曰わく長引く風邪が原因である。朝、社長に電話をし、風邪で病院に行くので休みます。明日には行けると思います。
社長は言った。今日!行って来い!
いやいやいや、今日は病院に行って、明日には会社に行きます。
毎度お馴染み噛み合わない会話力。この噛み合わなさから社長と従業員が口論になった末、従業員はいきなり、今月いっぱいで辞めますよ!と、啖呵を切っり残り二日間といった最短月末に辞めていった。この時期は残業で遅くつい何年か前までは夜中の一時二時に帰宅、それからシャワーを浴び食事、就寝時間は三時にもなる。六時半には起床をし通勤時間は夏場なら二十五分だが冬場と春先には雪道からそれ以上はかかる。朝は八時出勤。その生活が約ひと月半。そうしては疲労から重たい風邪をひきその看病からオリンピックスパンでしか風邪をひかないわたくしが王子さんよりさらに重たい風邪をひく負のスパイラル期間。その魔の残業期間中に一人が辞め皺寄せは王子さんに。日に日にやつれてゆく王子さんに社長が、
あと少しで終わるからな!もう直ぐだからな!頑張れよ!
(あんたが仕事を増やしたんだろうに)
そうして恒例行事のお疲れさん会という名の呑み会があるのだが珍しくそれにも行きたがらなかった王子さん。今年、四十三歳の働き盛りが。何でかって?
仕事終わりにフットサルとサッカーに行っているからである。逆に言えば気力だけなのかもしれない。渋々と行った呑み会はやはり先日最速で辞めた元従業員の愚痴から社長のオンエア。事務員である社長の娘さんにまで元従業員が喧嘩腰で絡んだ事もあり社長の愚痴はマックス好調だったそうだ。
いいかい!?うちの会社のねぇ!?従業員は報!連!相!が出来ていない!分かるかい!?報連相

報告!連絡!そうでしょ!

そうでしょ!?
それを聞いた一同の思考は、えっ?
更にそれを聞かされたわたくしは、そだねー、ポパイもびっくりだな、社長も元気モリモリだな。としか王子さんに返せませんでした。
相談という言葉をそうでしょ!という肯定的に同調を求めた社長は強ち間違いでは無いのかも知れない。結論的に。

無能な上司に嘆く社員たち…無責任な人ほど出世する職場の正体 #ldnews http://news.livedoor.com/article/detail/14687954/

ベイプ

初めてのベイプはPIPE601だった。手が小さいわたくしにでも持ちやすく炎の色は黄色。弾丸に格納されたカートリッジ。いかにもわたくしが好きそうな。それがですね、ある時、吸っても吸っても吸えない。いや、おかしーし。と、友人に診てもらったところ。おかしいですね、と、全く吸えないウルトラクイズ。代理店に送りアメリカへ。数日後の解答は、

ゲンインガワカラナイヨ!ダカラ、アフターケアーモシナイヨ! と、二度と戻ってきませんでした。返せこの野郎。と、思いましたがね。又あの炎の色を再び見る事は叶いませんでした。IPIPE2は予備用にもと二本所有しておりますがアトマイザーヘッドが在庫限りになり大人買いをしてありますが、この先を考えないとならないね。と、お揃いのパイプを持つ友人と話をしたのが一昨年の事です、今も現役です。友人曰わく十勝でも北海道でもこれを持っている人を見た事が無い。僕と凜ちゃんだけですよ。と、仰っておりました。 次にGUARDIAN3の事故報告はありませんでしたが電子たばこで口内を大火傷!歯を無くす!みたいに煙草だけに炎上のニュースの頃で異常にリチウム電池に恐怖を覚え電源すら入れていない代物です。他のベイプもリチウム電池なのですがね、笑。電池の出荷時期とか変にセルフ洗脳をされてしまいましてね。勝手にこいつはヤバい奴だ、この漆黒のボディが渡部篤郎の如く、バッテリー…、来いよ、来いよ。と。もうね、怖くて怖くて。色々とあるのですよ、本体と電池の電圧の関係が。 K1000はブラックが二本、ウッドが一本。ブラックはかなりのお気に入りでしてね。冬にラビットファーのミックスの毛皮のコートにCA4LAのハット、ヤンキーグラスをかけておりましてそのファッションに黒いパイプはいかついのではないか?と。そう、ただでさえチンピラファッションであったのでそこでナチュラルを気取ってうっすいウッドのパイプにシフトをしましてね。これが又うっすいウッドは好きではないのですがね、ええ。 TaEco Fogはスマートサイズのが欲しいな。タンクはピンクとグリーンの二本を選び考えたらドレスシャツには胸ポケットが無い。ケツポケ有りのパンツはあまり穿いていない事に気がつき、どこの思考からスマートサイズなんて出たのかは分かりもしませんでしたがそうだ、グリーンの方を兄さんにあげよう。欲しいって言ったらだよ?と、いざ兄さんが来た時に見せました。欲しい!欲しい!と、即答でしたので、しゃーねぇな。なんて言いながらも兄さんと色違いだよ、なんて喜んだ自分がしゃーねぇな。そして昨日ですねぇ、バッテリーが無くなったK1000を充電しましたよ、二本。予備のはずが二本とも充電切れかい。と。ここからです。リキッドも減っているなぁ、手の不随意が強くなっかなか注入が出来ないのですが入れましたよ。リキッドはファイブポーンズにニコチンをブレンドしております。充電完了!全く吸えない!二本とも!人は電気や電池という原動力を信じきっております。わたくしは一晩中タンクやら何やらをバラしましてね。完全に壊れたわ!と、一人深夜に騒ぎましてね。実際は静かに何でだ?何でだ?ようやくリキッドを充填した苦労が走馬灯の様にと黙々と…今日のお昼過ぎまで弄くっておりましたよ。わたくしの思考がおかしいのではないか?いんや、片一方は通電もしない、バッテリーか?充電器か?ほんなら一本、復活をしましてね!逆に、ええええっ!?と。何故ならば終焉を迎えたと諦めムードの中でも新しいパイプを探し注文をしていた矢先でした。唖然。復活をした一本がうっすいウッドの方でしておまえの方かい!と、思った刹那、ありがと、君たちに差別は無いよ。うん、なんて全身不随意の痛みで寝ていないわたくしが終焉を迎えるところでした。

20150509 パキシル減薬

http://d.hatena.ne.jp/lynnosuke/mobile?date=20150524

未だに全身不随意の強さ凄まじい痛みに脂汗をかく日もある。痛みが強すぎて吐き気があり何日間も食べられない日があった。翌日、用意された食事を食べたが次の日には又、痛みと吐き気で食べられなかった。常に身体があちこちに引っ張られるビリビリブルブルとした痛み。脳がズキズキとし視神経が捩れそうな痛み。骨は音を立て軋む痛み。内臓や肉は引っ張られ千切れそうな痛み。乳腺に痛みが走ると心臓の脈が飛ぶ。心臓の裏側の背中側が常に苦しい。時に左顔面が上がったままや下がったままになるので飲み物をこぼす。三叉神経の痛みが強いと歯の神経全体が痛む。生理ではない不正出血があったりと身体が穏やかではない状態。痛みが強い日の翌日は全身が硬直をし起き上がるまでに二時間はかかる。それでもお布団を干し洗濯機を回す。不随意が強いと包丁を持つのはおろか口に運び食べるのにも疲れ噛みしめる痛み。飲み込みにくい苦しさ。
先日、ゴミ出しに久しぶりに外へ出たら桜が咲いていました。
春ですね。

乖離

天井が低い閉鎖的な部屋でいつも一緒に居た。引き離された二人は別の道を歩いた。僕は思った。当たり前に一緒に居た世界から引き離された。僕が悪かった。君は強い人間だと思っていた。ただ、盲点であった。自分のクリエイションに精一杯で君が、泣かない君が、僕の為に頭を下げ周囲に謝ったと。僕のミスはわたくしのミスですと。座っている事もつらい彼女が僕の為に歩き車で走った。昨夜、何となく彼女のエネルギーを感じた。お互い小さな一輪の花であった。僕は猛毒を持ち君は泥の中でしか色づけない。引き離された。僕のクリエイションに触れた君は染められる。僕ではない男に。

水中花

僕は君を閉じ込めた。
僕の涙でいっぱいのガラス瓶の中から声を無くした君は気泡で問いかける。僕の涙を飲み干し君の涙でいっぱいにする。僕はいつも外側からガラス瓶をコツコツと叩き音を届け応える。気泡が溢れ出す前に君を持ち歩く。君と一緒に居た。硝子を突き破り僕に会いに来た記憶。左指で創ったピストルをこめかみに突き立てる。右手で君を太陽へかざす。レンズとなったガラス瓶は僕の両目に強烈な閃光を浴びせた。咄嗟に握り締めたガラス瓶は割れた。砕け散った日に溺れた僕は視力を失った。
君が僕を閉じ込めた。