栞

栞を購入した。昨年から本はあまり買っていないが足りなくなってきた。色画用紙も少ない状態で作れない手先が使えない、身体中が痛い。使っていた栞は大きめで使いやすかったのだが一回り小さい物を選んだ。読みかけの平積みの本と栞で場所を取るのもあり。それと言語の参考書に枚数が必要で。例えば日常挨拶や食品と会話が多岐になるとさっと頁を開かないと会話にならないのだ。ポケトークでもあれば楽なのだが。イスラム夫と共存中という本を読んだのだがまるで友人M氏と重なる。会話の内容のテンポが。必ず天気の話から仕事の内容、食事、それから本人の話題を畳み掛けるが如くとこちらがほぼ聞き役。性格もあるかもしれないが他のイスラームの方達も似ている。忙しないマイペースといったところか。コッチワァ、アメ、フッテル！ヤンデル！←えっ？どっち？と参考書を開く頃には、ワタシ！イマ！ダイエット！キョウワ！クルマ、ニダイミタヨ！ヒトツワァ！サンジュマン！イマ！シャシンセンド！わたくしが写真を見る間もなく、ミタ⁉ちょっと待ってくれよと。笑。そうかと思えば、ラジエーターが古いからホースから漏れるかもしれないよ？と言うと、ダイジョウブ！モンダイナイ！それは今は大丈夫でもこれから良くない。と説明をするとダイジョウブ！の一点張りに後日、車はどうした？買ったの？と聞くと、アレワ、ヤメタ！買う気満々からのこれである。言葉を探す暇もない。イマ！デンワキタカラ！アトデスル！と言い電話は来ない。向こうに合わせるしか他ならない。栞は一枚、三十三円ぐらい。手帳に入れても良い硬さ。そして未だに広辞苑は買っていない。眼鏡を掛けルーペを使っても見えないんだもん。