lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

三途の川の右側を見た

昨日の誕生日はお寿司とステーキをご馳走になった。りんのすけが呑めそうならお刺身もあるよ。と、言われ二杯だけにごりを呑んだ。切ってもらったスイカを食べると末期の水の様に身体に染み渡った。子どもの頃から身体が弱く度々入院をしては必ずスイカを要求していた。弱っている時のスイカの味はいつの時でも変わらない。そしてすぐに横になった誕生日、プレゼントはグッチのキーケースとスワロフスキーのネックレスを貰った。どうもありがとう。二週間以上、全身の不随意が強く座っているのもつらい。今日は今年一の痛みに見舞われ布団は汗でびっしょりとなった。グレゴリオ聖歌を聴きながら友人に生きて。と、言われた言葉を思い出していた。他の友人には一人でいつもいる中、救急車も呼べなかったらどうするの?と、言われた事があるので携帯電話を枕元に置いた。凄まじい不随意の痛みの中ふと友人の顔が浮かびそこにいないのに手を伸ばすと気を失っていた。気がつくと全身汗だくであったのでなんとか背中に入れた汗取りのタオルを替え着替えて洗濯を回した。汗で湿った布団に布団乾燥機も入れた。また布団に入り以前友人と死んだ後の世界について話した事があった。僕は死んだ後にも世界があってそこで楽しく暮らせると思うのです。と、言ったのでわたくしは、死んでもまた出逢える?と、聞いたら、逢えますよ、きっと、いや必ず逢えますよ。。と、言ってくれた。そんな事を考えてまた気を失った。次に気がつくと、生きていた…と、思った。自分が亡くなった時にはドレスシャツがいいかなぁ…ブーツを入れてくれるのかなぁ…杖とパイプは入れてもらいたいなぁ…と、朦朧としまた気を失った。一日でこんなにも気絶をし凄まじい痛みと左肩のジストニア。夜になり不随意でお腹の肉が内側へ巻き込まれ心臓に痛みが響き脳がうごめく痛みの中また気を失った。現在も光の眩しさと指の硬直に耐え書いている。コールドターキーの凄まじさ。友人に、君は生きろ。と、言われた言葉が頭をかすめる。みんなに生きろ、生きろ。と、言われ今日も生きている。