母の日が母の四十九日だったのは覚えているが令和になり、今は平成何年だったかな…自分の誕生日を迎え余計に分からなくなり先程逆算をした。と、言うのも時期的に脳内再生される音楽がある。それはまだポータブルカセットプレーヤーからCDプレーヤー、MDプレーヤーだった時代、母の四十九日にJRに乗り転校をして来たこの土地から何度一人JRに乗り地元に帰省したであろうか…と、景色を眺め漠然としていた。特急列車から節約の為に普通列車に乗り換える。その時に聴いていた曲。十八年が経過しても脳内に刷り込まれている。一周忌の時の行き帰りにも聴いていた。四年前に知り合った一回り以上の年下の方にトラヴィスが好きだよ、知ってる?と、言ったら、僕も好きですよ。一回り以上の年上の行きつけのショップのオーナーもトラヴィスが好きである。なのに何故かみんなカサビアンを知らない。
トラヴィス
コールドプレイ
いつの日かまたJRに揺られ帰省した時には祖母が住む最後の家も空き地になっているであろう。