lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

お箸

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昨年からお箸が握りにくい日がある。介護用の箸ノ助というお箸があるのは知っていたのだが日常的に使用をするのには良いが少々のお値段に送料がかかる。お箸がクロスをしてしまい物が掴めない日があるのだがわたくしの性格上、掴めないなりに脳に叩き込んでやる。と、日々努力をしてきたのだが今年に入りいよいよ酷くなり又、箸ノ助を検索。気持ち的に頼っては駄目だ、徹底的に。と、思ってきたのだが先日、麺類を食べる時が顕著であった。全く掴めないのだ。ましてや超絶猫舌のわたくしに温かい麺類は延びてしまう懸念材料。涙目の闘いである。余談ではあるがわたくしはお付き合いをする方と向かい合っての食事はとてつもなく苦手であり並びで座りたい。IWGPのキング達の用に。向かい合うレストランであればかっこつけに感じ部屋であれば所帯じみた生活感に嫌悪感があるのである。食事=生殖行為にすら感じる気持ちの悪さ。わたくしは共働きの両親であり一人っ子のわたくしは母さん(祖父母)の家で一人静かに食事をしていたので逆に週に一度の両親のお店の定休日に囲む食卓には違和感があった。原体験とは言えないのだが寺山修司 作品の田園に死すの世界観があった。鬱病からアル中にまで成り上がり難病を発症した母と居た数年間。生きる為に喰うのか喰う為に生きるのか?未だに判らない。時に愛だけで生きていた時期もあったのだがとても退廃的で実のところ傷の舐め合いでしかないのは十分承知のところがある。先日アイクリーム以前にホームセンターの介護品を見に行きたかったのである。あった。介護用のお箸が。そこでも迷ったが買った。いつ出かけられるのかも分からない、ふらつきからこの約五年弱に足の指の骨は変形をしている。先読みで買ってみたが一度も使用をしていない。脳に教え込んでやる。しつけに厳しく育ったわたくしが握り箸?はぁ?現在、左唇や舌の麻痺に両手親指の麻痺もあるがたまに美味しい物でも食べたいね。痛みで吐き気があるからね。