lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

透明軸

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インクの勉強の為に本を買いそこで気になっていたのが透明軸の万年筆。透明で色付きの物、ビー玉やおはじき、スーパーボールが子どもの頃から好きなのに今まで買う気がしなかったのは筆記具としてインクを日光に当てたくはないからであった。先月、断薬記念にガラスペンとカラーインクを買った。不随意が弱い日にインクボトルに薄暗い室内で日付ラベルを貼り思った。そもそも日光に当たる要素がない場所に居るので透明軸の万年筆があっても良いのではないのか?(骨の形成の為に数分は窓越しからの日光には当たっている)近年、初心者でも気軽に使えるKAKUNOが流行りそこから大人万年筆やカラーインクが流行っており透明軸の万年筆の需要が増えているのだ。何なら外出先でもコンバータの残量が分かりやすい様にも透明軸が便利とされている。万年筆愛用者あるあるに一本目のインクが無くなり二本目を使おうと思ったら二本目のインクも無いのはよくある話で。透明軸の在庫が欠品し後悔、先に立たずとなる前に試しに安価な万年筆を購入してみた。キャップを捻ると、うーん…安っぽいね。安物買いの銭失いをやってのけた。わたくしは太軸ブラス派なのでまるで違う。一応シリアルナンバーが刻印されており心が躍る前にクリップがどれだけの耐久性があるのかが気になった。わたくしは出かける時に胸ポケットがあればパーカーを差し胸ポケットが無ければケツポケにパーカーを差しているのだ。コンバータタイプが気になっていた王子さんに透明軸を一本あげようかなと思っていたがそんなにも文字を書く人間ではなく毎日、使ってなんぼなのでファースト万年筆にはあまり良くないと判断をした。カートリッジ併用の万年筆をプレゼントしたところで使用頻度も無いであろう。ただインクの吸引に興味を示していたので手が震えるわたくしの代わりにこの安価なコンバータを触らせても良いのかもしれない。いつになったら全身の痛みが治まるのかも分からずに手元に来た透明軸。ペンケースを造らないといけないが無理である。