友人に着なくなった服をあげる事がある。これは以前リサイクルショップへ売りに行くと物にもよるがとても安価での買取となりそこそこの減価償却の物でも売りに行く手間賃を考えると友人にお下がりした方が金品計算を頭でしなくても良いのである。初めて人に服をプレゼントをしたのは中学生の時。その場に本人が居たのでサイズ確認は自分でしてもらった。高校生になり本人が着ているサイズ確認をし購入。卒業後はだいたいのサイズを把握しプレゼントをしていた。国内外と微妙にサイズ感が違うので目測換算で。そのわりに自分で柄が気に入り購入をするもあの時はこの丈で良かったのに今の着こなしでは何か違うと似た様な柄で所有する事となる。その中にデニム切り替えの物があった。一、二度しか着用をしていなく売るのももったいない、友人にあげようか…。それがあげたいどの友人にも合わないのは明白である。そうして放置をされる事、十年どころではないのかもしれない。それを一人の友人に託した。それ以外にもわたくしが着ていたシャツをプレゼントした夏。今時期にちょうど良いデニム切り替え。着てみるとシンデレラフィットだった様で捨てる神あれば拾う神ではないけれど売らないで温存をしておいて良かったと思った。いや、売る気は無かったのだ、気に入っていたので。しかしながら着ない物は断捨離が良い。わたくしの場合ドレスシャツにジレ、シェフパンツスタイルがあると思えばオイルドジャケットのインナーにロングスタイル等と緩急を付けたファッションが好みである。だがこの度プレゼントをしたデニム切り替えの難しい所はヘアースタイルと丈のバランスなのである。それだけで遠のいていたわけだ。縮毛のわたくしはスパイラルやドレッド、ツイストの頃とは違いファッションに影響が及ぶのである。夏も終わったのだなと思う反面、夏の季節に秋物を送った。何だか先取り感のわたくしらしいなと思った。何故ならばそれは友人達とは仕事の都合上、忙しく仕事がクローズをする秋冬にしか会えなかったりと年一、会えるか会えないかからである。
