lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

愛されている

カナリアが木苺を持って来た。君が居ない事を告げると首を傾げ口笛を吹いた。すると遠くから渡り鳥が回遊をしながら口笛に呼応をした。ツリーハウスの屋根に立ち止まった渡り鳥が言った。湖に飛行船が墜ちていた。僕もカナリアも動揺した。旅に出ている君が墜ちたのかと。僕は帆船の動力を試すも壊れている。苛立った。迷わない様、互いに頬に光る星を付けていたんだ。君が壊れてゆく。何でこんな事になったのだろう。焦る汗が噴き出す。振り返る風見鶏。そこに遠くからペガサスが現れた。辿り着いたペガサスの片羽は無かった。