市内にある創業 百二十年の百貨店が来年一月に閉店をする。最後に行ったのは一昨年の秋。唯一CLINIQUEが入っておりスワロフスキーに行きミニプラザや陶器を眺め地下食品店へ。中華を買い少し高級なお豆腐店へ行きお惣菜を買い北野エースへ足を運ぶのが流れ。催事があればさらにどっさりと購入をするのでそれに合わせてエコバックもあるのに。百貨店とあり贈答品を購入するには便利であり母の香典返しもここで揃えた。年々テナントが減っていたのだが新たなテナントが入ったりと根強いお客様は居たのだがコロナ禍の影響で客足が減少したのが理由らしい。新聞によれば従業員百五十人は解雇となる。わたくしが困るのはCLINIQUEもそうだが文房具店である。此処でしか手に入らないボールペンリフィルがある。現在は手の震えがあり文字を書けないにしても治れば必要になるがそのボールペンを諦めるしかない。リフィルが合わず二度三度と諦めているのでまぁ何とか気持ちの整理は付くが百貨店自体の閉店には唖然としてしまった。来月から閉店セールを開始するとあるが行けずに終わるであろうと店舗の会員証をウォレットから出し記念に取っておいた。パニック症のリハビリの最終地点を目標に一人で行った百貨店。帰りにパーキングで車を擦られがっかりしたのを憶えている。何れにしてもがっかりである。
