lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

断薬八年

パキシル断薬八年を迎えた。レキソタンは断薬十五年。この八年というのは目指すところであった。それは服薬年数が八年であったからである。なので中間地点というか折り返し地点というかパニック発症を入れれば十七年も経過した。人生はそれでも進み老いる。身体中の痛みは増すばかりで頭がぼんやりとし物忘れがある。服薬年数の倍は掛かると想定し夏場に減断薬をしたのは身体が冷えると考えたのと当時は汗をかくのも有効とされ確かに海外の医療施設にはサウナが併設されている所もありわたくしもサウナに通って排毒だ、なんてしていたが近年では汗からの排毒は微々たるものだという。歌舞伎が好きなので歌舞伎役者さんのニュースには心を痛め果たして中毒死というのに疑問もあった。元親友は睡眠薬で覚醒タイプで眠剤を服用し仕事をしていた。過剰摂取の時には酷い腹痛からトイレから出られない状態。あの事件は多分、血圧低下が原因なのかな…と思ったりした。そうでも考えないと腹痛や嘔吐もあったはずで。不随意運動が強く先日もぶつかって歩き痣だらけになったがこの年数ずっとである。医療というのは時に無意味な処方をする。どれ程の薬害被害者が居るというのだ。何も変わらない。五年、会えていない友人が居る。彼に会いに行く度にわたくしはビーズを集めていた。そのビーズを眺めていたら彼のギャラリーがテレビ取材を受けた。久し振りの顔はお互いにしか解らないものがあり生きていた、と同時に物悲しくなった。死んだ後にも出逢えますよ、必ず。と言ってくださった言葉だけが共鳴している。皆が言った様に何処かこう、支え合っていたから。会えた時には映画ギルバート・グレイプの様な穏やかな再会になるであろう。そしてこの曲を一緒に聴いたら号泣してしまうかもしれない。此処まで来られたよって。https://youtu.be/uPzhMWTV9H8