lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

スクイーザー

チューブ製品がわりと好きである。ポンプボトルと違い携帯に便利なのと使い切った感が実感できる。いつからチューブ製品が好きなのかを考えてみると小学生の時の水彩絵の具かと思われる。当時はまだ金属製が主流で減った分を折り曲げてゆく几帳面な子どもであった。ラミネートチューブの始まりは1969年ライオン製品の歯磨き粉のようである。確かに歯磨き粉というだけあり缶に入った粉であった。あれ、直ぐに固まるのな。次第にポリチューブが普及をする。いちごやメロン味の歯磨き粉にハンドクリーム。子どもの頃に衝撃的だったのがチューブに充填されたゲル状のシャンプー。今ではチューブタイプの薬味のチューブが進化をしている。王子さんにからしのおつかいを頼んだ。見てみるとキレが良くなっていると書いてあった。使ってみると絞った分でキレるのである。キッコーマンが色、味が変わらないボトルに辿り着いたのも近年であるが技術の進歩とは目覚ましく故に海洋生物のプラスチック飲み込み問題がある。これはプラスチックが海中に流れ出した際にオキアミの匂いを発し生物が誤飲をしてしまうというもの。チューブ愛に溢れるこのわたくしが嫌いなチューブ製品がある。それは接着剤である。レザクラをしていた頃に必ずといって良い程、使用をするのだがキャップが固まってしまう。クリエイションとはテンションのモチベーションが肝心な部分がありそこでいらん仕事を増やすなよ。となるのである。油彩絵の具のチューブも固まりやすく金属製なのだがターボライターで炙って開ける。それが接着剤となると火気厳禁。十中八九、捻り破れる。金属製絵の具にしても有り得るのだが絵の具は固まっても溶かす事は可能。母方の祖父母が塗装屋だった事もありコーキングチューブや現場仕事をしていた頃の名残りでグリスガンも好きなのである。チューブ愛があるわたくしが好きなのはチューブスクイーザー。ある時、油彩絵の具全部にスクイーザーを使用したくなる衝動に駆られたのだが油彩教室へ通うのにスクイーザーを使用すると収まりきらないので断念。リキテックスや水彩絵の具はポリチューブ。形状が如何なる問題ではなくどれだけのスクイーザーを買わないとならないのかと。サイズも考慮をしないとならないので画材にはスクイーザーをしていないのだがお気に入りのチューブスクイーザーはシューカラーに使用をしている物とコフレサイズの赤いハート型。f:id:lynnosuke:20200310143411j:plainf:id:lynnosuke:20200310140852j:plain