lynnosukeのブログ

愛なんてそこじゃなくて生きてるだけじゃ足りなくて

虚無感

火曜日の夜、王子さんから着信が。普段、残業の時にはメールで、先に食べていて。なのでメールを打つのが面倒だったのかな?ぐらいな感覚で出てみると従兄弟の父ちゃんが亡くなったと言う。震え上がった。一週間前、ニ、三日前から父ちゃんや娘さんの事が何故か気になり別の年配の叔父さんに何かあるだろうかと言っていたからである。本当に気が抜けている。突然の事とはいえわたくしは先週から腑に落ちない感情で暮らしていたのだ。何十年も患ってはいたのだが普段通りの生活をしていたのにお風呂場で倒れていたそうで。年々、酷くなる身体中の痛みに自分の死生観や王子さんが亡くなったらどうやって生活をしたら良いのだ。父が亡くなったらどうやって行けば良いのかと日々、考えている時にショックである。お通夜にも行けないが娘さんはわたくしの先輩であり先日コンビニで会った別の先輩の父ちゃんの娘さんと親友という近しい仲である。王子さんの二番目の妹は葬儀場から近くに住んでいるというのに何十年も会っていないから行かないと言いならばと供花の手配をしてもらった。これもすんなり進むはずもなく。王子さんはYシャツのアイロン掛けをし泊まりの用意をしているのに着替えの部屋着を持たないで、寝る時どうすると?と言うと、あぁ。と上の空。何だか不幸があると頭が真っ白になりますよね。ましてやご家族の事を思うと悔やむというのか残念な気持ちに。お風呂場に行けば必ず思い出すでしょう。昨夜お通夜があり二十一時三分、玄関でドーン!という音がした。もしかすると叔父さんが倒れた時間なのかもしれない。その十五分後、今度は部屋のフローリングに素足で歩くペタッとした音がした。三十五度を超える暑い夏だった。