七月からバタバタとする。前倒しで王子さんのお誕生日プレゼントの検索が終われば友人宅の愛犬ミミたんのプレゼント選び。それが終わればクリスマス、次にミミたんのパパたんのお誕生日。目が見える時に集中をしては目を休める。如何せん身体の不随意運動で文字を打てる日限定。そうこうしては十月である。今は地球温暖化ではなく地球沸騰化と言うらしい。七月、ドコモショップから帰宅をしたわたくし。王子さんが神妙な面持ちでスマホを見て言った。同級生の実家の並びだと思う、一家心中があった。後日お悔やみ欄を見るも出ておらずガス屋のI君が来た時に聞くと、元々、親族経営だったガス屋さんでI君に警察から連絡があり経営だった頃や事件現場の自宅のガスメーターがいつまで動いていたのか調べて下さいと。事件性から火葬までに一月半を要したらしい。次に王子さんが勤める会社の建物の一部を取り壊し中でこちらは前社長と現社長らが揉めに揉め警察や弁護士も介入したのだがそこに王子さんのサッカーメイトであったN君らしいのが来ていたと言うが彼は二十年も前に転勤をしておりこっちに戻って来たのかなぁ？あれじゃない？建物の消防法か何かで。と言うと消防の服ではないと言う。マスクをしているから分からないけれど声を聞いたら分かる。そして後日、再び現れたら向こうから声を掛けてきたと。二十年も会っていないと痩せたりゴツくなっていたり髪の毛が薄くなっていたりと。聞けば消防を辞め司法書士になっていた。驚いた。消防の訓練をしながら司法書士の勉強をしていたのだ。翌日、事務所を検索すると外国人雇用支援もしていて実に手広い。やり手である。王子さんが勤める会社のお客様に代車を貸すと事故に遭い救急搬送。王子さんの同級生のご子息が頭金二百万超えの車を購入、直後、狐を避けようと単独事故。王子さんは健康診断で胃潰瘍跡、ピロリ菌除菌のお薬をたんまりと。そしてからの王子さんの同級生の逮捕の一報。これにも驚いた。まさかである。逃げようとした際に制止をした方に怪我を負わせたと。そこまでしたって逃げ切れないって。それを共通の友人である王子さんの同級生に連絡。金持ち風吹かせていたんじゃないのかい⁉多分、借金もあったのかもしれない、確か不渡りを出してから引っ越したんだけれど。王子さんは同級生同士であまり連絡を取らず共通であるわたくしが連絡網であるが、ふと、王子さん達が同じ学校だったか何処住みか曖昧になる年齢になっている。拙宅所有の古民家の基礎の解体は未だ終わらず。これは建設会社の方がコロナに感染。そんなわたくしの 従兄妹二家族も感染。王子さんが勤める会社の従業員ご家族も感染。周囲は感染者ばかりである。そんな中、明日は王子さんのサッカーメイト達の呑み会である。心配である。
